日本人がこれから持つべき知

前同士の結びが後ろ同士の結びの中で物質となって現れる。これが空間の秘儀というものだ。
古来より、鏡が神器とされるのも、それが前と後ろを区別する視力を与えるからである。K氏がそれを「沖津鏡・辺津鏡の秘儀」として美しく図像化してくれている。
 
日本人がこれから持たなくてはいけない知だと心底、思っています。日本語の精神が眠る場所。

「見るもの」が同時に「見返される」ものに