ヌース映画本、ようやく大詰め

ヌース映画本。大詰めのところで苦闘中。ヒットした映画をネタにサラっと仕上げるつもりだったのだが、そんな甘い世界ではなかった(笑)。ヌース用語一切ナシ。物理学もほとんどナシ。将棋で言うなら飛車角抜きでの戦い。自分の力量の無さを痛感。果たして、どこまで伝わるのか・・・。
 
形式は、不思議ネットのライターマキシムさんによるインタビュー形式。心理学専攻の星乃さんと僕との受け答えの中で話が進んでいくので、必然的に、話はフロイト、ラカン、ユング等の精神分析を通した自我論が中心で、現代の若者の心理分析なんかも取り上げています。
 
ピックアップした作品は「君の名は。」(不思議ネットの記事がそのまま載ります)、「エヴァンゲリオン劇場版」「ロードオブザリング」「マトリックス」「2001年宇宙の旅」という豪華ラインナップ。
 
これらの作品の分析と平行させながらヌーソロジー的世界観を解説していくという、かなり難易度の高い作業でしたが、今までのヌーソロジー本にしては珍しく、比較的読みやすい、楽しい一冊になるのではないかと思います。

エヴァンゲリオン劇場版