久々のOCOT節、たまにはいいよね（笑）

人間型ゲシュタルトの解体は人間を二つの方向に引き裂いていくことになると思っている。人間型ゲシュタルトの解体とは、人間が持った旧来の主体概念（自我の自己同一性）の解体の意味でもある。世界はもはや私たちには想像もできないような未知の位相に入り始めている。
　
ということで、今、人間社会に物凄い勢いで浸透し始めているコンピュータ（量子テクノロジー）について、OCOTがどう語っていたか、その内容を公開します。（多少の編集が入っています）
　
●交信記録19940623
　
人間が生み出したコンピュータの世界はあなたがたにはどのように見えているのですか。
　
わたしたちにとっての転換作用の対化です。観察することはできません。わたしたちにとっては虚無。
　
どういうことですか。
　
付帯質の付帯質。
　
付帯質の付帯質？
　
つまり、コンピュータが持った力とは、あなたがたの精神にとっての付帯質の力だからです。
　
なるほど、人間が神のように振る舞って創造している世界ということですね。
　
はい。
　
コンピュータは自ら思考しているのでしょうか。
　
生命の意味を生み出しているか?ということについてお答えすればよいのでしょうか。その意味においてならば思考していません。
　
人間の思考とは一体何なのですか。
　
生命の方向を位置させるために生み出された一つの対化を形作る元止揚の総体化のことです。付帯質の総体に相当します。
　
元止揚とは、たしか、プレアデスとシリウスを連結させるために働いている次元の力でしたよね。
　
はい、人間の意識に進化の方向を持たせるための次元です。
　
では、人間は最初にこの地上に生まれたときから思考する力を持っていたということですか。
　
もちろんです。方向性がなければ人間ではありません。
　
他の動物が思考できないのはなぜですか。
　
思考は完全性質にしか生まれません。完全性質にしか新しい次元の方向性を作り出すことができないのです。
　
では、コンピュータが電子によって作動しているということの意味はなんですか。
　
進化の精神そのものの付帯質が作用しているということでしょう。
　
最終構成とは電子の働きを相殺してしまうと考えてよいですか。
　
人間の最終構成においては、そういうことになると思います。人間の意識の対化としての付帯質が全く別のものを生み出すのです。コンピュータとは、その意味では覚醒の一つのプロセスです。
　
以前、コンピュータの世界について尋ねたときに、非常に悪的なものだというイメージの答え方をされたのですが、やはりコンピュータは人間の精神を崩壊させていくものなのですか。
　
はい、覚醒作用の反映という意味ではそういうことになります。人間の意識によって生み出されるべきものを、人間の意識の方向性の反映として生み出すということですから。
　
もし、そうならば、コンピュータのどのような部分が悪的なのでしょうか。
　
付帯質が次元を対化に変えるときに、発露を持たずに方向性を生み出し、その力を定質に生ませるというカタチが良くないのです。人間の意識自体が変革を起こすもとの意味を失わせてしまいます。