「日本人(日本語)は付帯質を前に持つ」とは?

シュメールさんの質問があったので、記事を読んでくれている方々が、ヌーソロジーの文脈に沿って具体的に考えていけるための材料を掲載しておきますね。下図を参考にしてみて下さい。
 
 ・日本語は思形の言語ではなく感性の言語であるということ。
 ・本来はモノの手前側に主体を持っていない(主語がない)。
 ・持続空間を交差する方向の言語であるということ。
 ・物質意識が弱く、肉体的自我(分離意識)を持ちにくい。
 
これ対して、
 
 ・日本語以外の言語は、ほとんどが思形の言語のようです。
 ・思形の言語は付帯質を後ろに持ちます。
 ・結果、モノの手前方向に強い主体性を持ちます(主語)
 ・延長空間とともに働く言語です。
 ・物質意識が強く、肉体的自我(分離意識)が強い。
 
日本語の精神が「存在(持続)」とのへその緒を作っている、という意味が少しはイメージできるのではないかと思います。
 
これは日本人の知覚様式についても言えることですね。
言語と知覚は深く関係しているのではないかと思われます。

付帯質を前に持つ