アルカリと酸、そして意識。

「 沈んでいく死 」とは「 塩基 」
「 押し上げてくる生 」とは「 酸 」
でも、私たちがそれを「 観察 」すると
「 自身が鏡に映って中和 」し「 塩 」となる。
        
mononokenosiori 2015.10.22
 
まずは化学的な説明から。
 
酸から出たH+と塩基から出たOH-でH2Oができて、酸と塩基の余りの部分同士がくっついて塩をつくる。たとえば、こういう感じ。
 
HCl+NaOH→NaCl+H2O
 
塩(えん)の本質は中和(水)に表現されるところの様々な差異。H+とは幅意識、OH-とは奥行き意識です。
 
ヌーソロジーのバイスペイシャル感覚を通して見ると、H+(酸)とOH-(アルカリ)は人間が持った二つの意識の方向性として見えてくるんだよね。ざっと図で描くと下図のような仕組み。
 
奥行きそのものは位置を持続として物質の内部に入り込ませているものだね。こちらがOH-。幅化した奥行きの方は位置を物質の外に出しているもの。こちらがH+。
 
前者が持続意識で、後者が延長意識と考えるといいよ。「沈んでいく死」の方が、ほんとうの意味では生命だね。
 
両者の平衡状態が水H20のカタチ。この図では酸素Oは「物体」に当たる。
 
酸性体質の人は時には奥行きにも意識を持っていくようにした方がいいかもしれないね(笑)。見られている意識より、見る(観る)意識を大切に。

奥行き意識・幅意識