鉱物は意識を持つか?とか、コンピュータは意識を持つか?などといった問いは問い自体が間違っています。というのも、こうした問いの前提には意識が物質に従属したものであるという了解があるからです。こういう考え方をしている限り、意識については何も分からないでしょう。
今、わたしたちに望まれている新しい思考法は人間の意識を物質進化の結果と見なす世界観ではなく、物質進化の原因と見なす世界観です。その意味で、新しい唯物論は「物自体」への回帰ではなく、「物自体」の進化を目指すものでなくてはなりません。その力が新たな物質進化を作り出す原動力となります。
この「物自体」の進化へと向かうためには、物質の即自を見出すことが必要です。この即自の次元は人間の意識においては相関主義の位相、つまり、経験的世界/超越論的世界における意識の反復の位相の中に眠っています。
この位相を構造化しているものが素粒子です。
形而上学的主観主義とも呼べるこうした思考にリアルを感じるためには、認識の位置を物質的なもの、つまり、時間と空間の外に出さないといけません。3次元的物体である肉体から無限遠点へと主体の位置を移動させるのです。
たった、それだけの変更で、現代物理学が展開している素粒子理論が「物自体」の世界への入り口であることが分かってきます。つまり、人間の意識とは空間が素粒子に方向付けられることによって働いているということです。
現在の科学技術はこの力を時空内部の物質の内部に転倒させて利用しています。電子技術や核技術といった類いのことです。これから「物自体」の空間が開いてくることにより、その転倒世界も開いてきます。信じられないような技術がたくさん出現してくるでしょう。でも、その技術に呑み込まれてはいけません。
その技術を裏で確実化させている「物自体」の世界の開きの方に意識を向けておくことが必要です。というのも、そちらが実体だからです。ヌーソロジーはその実体を保持するために出現してきた人間精神の守護者だと強く感じています。
「物自体」の世界の開きを呼び込んでくる力。これは神話的にいうと亡きオシリスの14番目の部位と言ってもいいでしょう。これは精神が完全に脱性化されたもの、溶けた霊と言っても構いません。時間のことです。これを新しい生殖器へと変えるのが女神イシスの役割です。
OCOT情報的に言うなら、存在世界を中和(中間休止状態/プレアデス)させたものとして働いていたオリオン(真実の観察精神)が方向を回転させ、プレアデスに新しい精神を発出させる―これは直線的な時間概念が精神(純粋持続体)へと変態を起こすことをいいます。神話でいうなら、これがシリウス(受胎したイシス)です。「物自体」への差異化が起こるということですね。創造空間への侵入のことです。
ここで、いつものプルタルコスからの引用を上げておきましょう。―アヌビスは水平な円であり、これにより「目に見えないもの」、すなわちネフテュスと「目に見えるもの」、すなわちイシスが分割される。この円は光と闇の境界に存在し、光と闇に共有されている―
で、実はここにある「アヌビスの円」というのが、昨日、Oさんに送っていただいた回転ビデオが表現しているものなんです^^。意識が肉体(闇)に止まるか、「物自体(光の中)」へと侵入していくかの分岐が、この回転のビデオには表現されている。。。と言っておけば、皆、考えてくれるだろうか(笑)
8月 17 2016
Oさんの回転ビデオと「アヌビスの円」
鉱物は意識を持つか?とか、コンピュータは意識を持つか?などといった問いは問い自体が間違っています。というのも、こうした問いの前提には意識が物質に従属したものであるという了解があるからです。こういう考え方をしている限り、意識については何も分からないでしょう。
今、わたしたちに望まれている新しい思考法は人間の意識を物質進化の結果と見なす世界観ではなく、物質進化の原因と見なす世界観です。その意味で、新しい唯物論は「物自体」への回帰ではなく、「物自体」の進化を目指すものでなくてはなりません。その力が新たな物質進化を作り出す原動力となります。
この「物自体」の進化へと向かうためには、物質の即自を見出すことが必要です。この即自の次元は人間の意識においては相関主義の位相、つまり、経験的世界/超越論的世界における意識の反復の位相の中に眠っています。
この位相を構造化しているものが素粒子です。
形而上学的主観主義とも呼べるこうした思考にリアルを感じるためには、認識の位置を物質的なもの、つまり、時間と空間の外に出さないといけません。3次元的物体である肉体から無限遠点へと主体の位置を移動させるのです。
たった、それだけの変更で、現代物理学が展開している素粒子理論が「物自体」の世界への入り口であることが分かってきます。つまり、人間の意識とは空間が素粒子に方向付けられることによって働いているということです。
現在の科学技術はこの力を時空内部の物質の内部に転倒させて利用しています。電子技術や核技術といった類いのことです。これから「物自体」の空間が開いてくることにより、その転倒世界も開いてきます。信じられないような技術がたくさん出現してくるでしょう。でも、その技術に呑み込まれてはいけません。
その技術を裏で確実化させている「物自体」の世界の開きの方に意識を向けておくことが必要です。というのも、そちらが実体だからです。ヌーソロジーはその実体を保持するために出現してきた人間精神の守護者だと強く感じています。
「物自体」の世界の開きを呼び込んでくる力。これは神話的にいうと亡きオシリスの14番目の部位と言ってもいいでしょう。これは精神が完全に脱性化されたもの、溶けた霊と言っても構いません。時間のことです。これを新しい生殖器へと変えるのが女神イシスの役割です。
OCOT情報的に言うなら、存在世界を中和(中間休止状態/プレアデス)させたものとして働いていたオリオン(真実の観察精神)が方向を回転させ、プレアデスに新しい精神を発出させる―これは直線的な時間概念が精神(純粋持続体)へと変態を起こすことをいいます。神話でいうなら、これがシリウス(受胎したイシス)です。「物自体」への差異化が起こるということですね。創造空間への侵入のことです。
ここで、いつものプルタルコスからの引用を上げておきましょう。―アヌビスは水平な円であり、これにより「目に見えないもの」、すなわちネフテュスと「目に見えるもの」、すなわちイシスが分割される。この円は光と闇の境界に存在し、光と闇に共有されている―
で、実はここにある「アヌビスの円」というのが、昨日、Oさんに送っていただいた回転ビデオが表現しているものなんです^^。意識が肉体(闇)に止まるか、「物自体(光の中)」へと侵入していくかの分岐が、この回転のビデオには表現されている。。。と言っておけば、皆、考えてくれるだろうか(笑)
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: オリオン