NOOS LECTURE 2009 IN 福岡 VOL.3

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 10月10日午前10時半頃。会社オフィスに出向く。よし、今日はレクチャーだ。頑張るぞぉ〜と、コンピュータにスピーカーをつなぐ作業をしているとき、腰骨当たりににプチッとまた例のあの嫌な鈍い音が。。。案の定、プチギックリ腰に。レクチャー中は根性で何とか事なきを得たが、明けて三日目の今日、症状が悪化しているぅぅぅ。。まだ歩けるけど。。ってなことはさておいて。

 第三回レクチャーに参加していただいた皆さん、今回もどうもありがとうございました。スタッフ合わせ総勢26名。またもやアカデメイアオフィスは満杯で熱気に溢れていましたね。今回のテーマは「人間の無意識構造と次元観察子」。かなり厄介なテーマでしたが、何とか概要は伝えられたかな。。

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 今回はどういう話をしたかというと、ずばり無意識の解説。
 ヌーソロジーというのは物質と精神の接合を意図している思考体系なんだけど、この接合箇所が一体どこにあるかと言うと、それは20世紀以降の哲学が「無意識」と呼んでいる場所なんだね。無意識とは言ってみれば、人間の意識を裏で支配しコントロールしている人間には意識化不能な意識のこと。ヌーソロジーの目的はこの無意識を流動させている海底の怪物を何とか幾何学的にサルベージし、そこに立ち現れた空間構造を現代物理学がいうところのゲージ対称性や超対称性の世界と何とか接合できないものかと考えているわけ。無意識構造と超対称性……ここにちりばめられている知識は、まぁ、いうなれば、現在の人文系と科学系の学問状況の最先端の内容とも呼べるものばかりで、当然のことながら、僕ごときの素人が詳しく立ち入れる領域じゃないんだけど、しかし、この橋渡しのアイデアを世の中に提出することがヌーソロジーの存在意義だと考えているので、執拗に続けていくしかないのよね。

 今回はフロイトがなぜ精神分析なるものを立ち上げたのか、その話から切り込ませていただきました。フロイトはその後発展していく心理学の基礎を築いた人物なんだけど、実に一癖も二癖もある人物だというのが僕の感想。彼の脳裏にはユダヤ的精神を殲滅することが目的にあったのではないか。精神分析を通じて、ユダヤ民族の血脈に流れている神への奴隷的精神、つまり集合意識的規模のエディプス・コンプレックスからユダヤの精神性を解放しない限り、自分自身の魂の解放はないと考えていたのではないか——そんな感じを持ってます。

 ユダヤの精神性は現在の次元の人間全体の精神の核となっている。OCOT情報はそう伝えてきている。科学が父なる神を殺し、それによって生み出された技術資本が際限なく母なる自然を陵辱している様を見れば、人間自身が「父を殺し、母を犯す」というあのオイディプスの悲劇を背負った張本人であることは想像に難くない。そして、殺したはずの神も、人間の理性=科学がいくら発達しようとも、おまえにはほんとうのことは分かるまい、と枕元に亡霊となって呪いの言葉を囁きつづける。
 まぁ、そういう話の流れで、人間の無意識構造について4時間ばかり舌足らずの話をしました。これでようやくヌーソロジーのキモである次元観察子の中に入って行けます。さぁ、次回からが現地案内。これがまた大変なんだよね。頑張ります!!

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