第弐号機、完成!!

Ncg1_2 コイル巻きで難航していたNCジェネレーターの弐号機がようやく完成した。
 昨夜は早速、試運転。こりゃきれいだべ(スタッフの大法くんによる撮影)。。

 初号機と弐号機の大きな違いは、「七の機械」と「八の機械」という愛称の違いが示すように、ヌース理論でいうところの等化をψ7まで顕在化させたか、ψ8の中和まで顕在化させたかの違いである。現時点の推察ではψ7とψ8の次元はそれぞれ物質の基盤となっている陽子と中性子と深い関係を持つと考えている。要はNCジェネとは原子核のカタチの中に僕らの認識を潜入させるフォローアップ・デバイスなのだ。うひ。

 陽子や中性子は決して仁丹の粒を小さくしたような「物体」ではない。それはたぶん宇宙全体の輪郭が高次の幾何学性として3次元上に射影されて現れたものだ。超ミクロの球面鏡のようなものと言っていいのかもしれない。。ミクロとマクロは4次元空間で繋がっている。そして、そのジョイントとなっている4次元空間というのがほかでもない、僕ら人間の知覚野だ。

 点と天の間を橋渡しする知覚野としての「わたし」。もちろん、この4次元の通路である「わたし」はたくさん存在してるけど、こやつらはこやつらで今度は5次元で全部つながっている。意識はそういった空間の中を縦横無尽に駆け巡り、グルグルと追いかけっこしている。この機械は、その一連の運動経路を電子に丹念になぞらせて、一つの幾何学的運動体として人間の空間に表現したものだ。イデアの形を掘り起こし、それを削り出すこと——だから、これはイデアの彫刻と言ってもいい作品なんだな。。

 「八の機械」の完成で、とりあえずマトリックス部分は彫り上げた。これはイデア空間の入口がパックリと口を開いたことを意味するんだけど、ずっと覗き込んでいると何か次元ミキサーみたいに見えてくるんだな。材料は言うまでもなく「わたし」と「あなた」。そしてスパイスとして善と悪を少々。材料になってこの中でかき混ぜられてみたい人は是非、『人神/アドバンスト・エディション』を読んでみよう。おいしいお好み焼きが焼き上がるといいげと。。
 結局、本の宣伝したかっただけなのねんのねん。コウセンちゃん。