空間を深掘りしてわかったこと

無意識は持続空間を統一してまずは物を作っている。
そして、一度物が生まれると、今度はそこから方向を逆転させ、無数の主観を等化する側に回っている。
無数の主観が等化されているわけだから、物側から人間を見るなら、人間に分離はない。一人しかいないのだ。そして、この「一人の眼差し」の意識が私たちが科学的客観と呼ぶものを請け負っている。
我々は確かに一つの存在なのだが、それは自分が物となって初めて発することのできる言葉だということ。