肉体を捨てゆく魂

時間は永遠の世界と瞬間の間を反復してる。
この反復が見えないから、
僕らは時間が流れているように感じてしまう。
反復が見えるようになれば、
時間は僕ら自身だということが分かるようになる。
時間が僕ら自身だと分かったら、
僕らは永遠を住処とする、
人間ではないものに生まれ変わる。
肉体の中に魂が宿っているのではなくて、
本当は、魂の中に肉体が宿ってる。
でも、もうじき、魂は肉体を追い出して、
今度は物を自分の中に宿らせるようになる。
円心を通って、魂は物の方へと移動を開始する。
これは、
死の経験が生きながらにして訪れてくることに同じ。