巨人の目を捨て、小人になること

私たちが世界と思っている場所は時間と空間ですが、生きて世界を知覚している場所は無限小の世界です。客観空間と主観空間の違いがここにあります。こうした差異化の眼差しがないと宇宙のことは絶対にわかりません。奥行きは決して幅にはなれないというこの知覚的事実を再度、確認しましょう。

シュタイナーっぽく言うと、客観空間は物質界です。客観空間と主観空間の間を右往左往しているのが心魂界です。純粋な主観空間は霊界です。ヌーソロジーでは、順に付帯質の外面、付帯質の内面への方向性、付帯質の内面と言います。