マカバと光(電磁場)の関係

この図は、自己と他者がそれぞれの人間の内面性(外延性)を共有している状態の図と考えるといい。電磁場(光)が作り出している無意識構造とも言える。
思形空間の対化〈ある-ある*〉が電場、感性空間の対化〈いる-いる*〉が磁場になっている。
図をみると分かるように、光は内包性、つまり、物の中〈なる-なる*〉には入れていない。物の中に入るためには、時間としての4次元を反転させ、本来的時間の中に入らないといけない。
そこに現れてくるのが、持続空間としての奥行きだ。自己と他者が奥行き同士で結ばれるところに、コミュニオンによって結ばれた生成空間〈なる-なる*〉が出現してくる。
内なるマカバ(神の戦車)が活動を再開するということだ。光はこの内なるマカバの運動の反映物であったということが分かってくる。
表現するものと、表現と、表現されたものの関係——。

⚫⚫「考えるな感じろ!!」のさらに先へ

「考えるな感じろ!! 」とは、思形空間よりも感性空間を重視せよ、ということを意味するが、その感性空間の下には、私たちの精神の母胎でもある持続空間(アイオーン)が息づいている。
この空間はカタチ(高次元の幾何学)の世界であり、私たちに感じることを与えている世界なので、通常の感覚で感じることはできない。
そこでは「感じた上で、思考せよ!!」という、ヌース(旋回する知性)の号令が響いている。