10月 15 2024
定質と性質—主観空間と客観空間の区別が見えなくなっている私たち
ヌーソロジーでいう「人間の意識の定質」は、主観空間と客観空間を等化する働きを持っています。
自分の周囲の空間と他者の周囲の空間は、”奥行き”と”幅”という歴然とした違いを持っているにも関わらず、定質がこれら両者を等化しているために、今の私たちにはその絶対的差異が見えなくさせられています。
このような意識状態のことをヌーソロジーでは「性質」と呼びます。OCOT情報は、人間の経験的な意識のすべてはこの「性質」が生み出しているものと言っています。
「性質」の状態では、意識を構成している持続空間(奥行き)の構造(定質)がまったく見えません。というのも、意識を作っている奥行き(持続空間)が幅と同一化していて時間化しているからです。皆さんが自分を時空の中にいると思っているのなら、皆さんはこの性質に浸っており、精神の方向性は見失われているも同然です。
奥行き(持続としての精神)は本来、ミクロに根付いて働いているものです。そして、この奥行きが実存としての生命の力を皆さん一人一人に与えているのです。そこには、経験的意識を生み出している側のメタ意識が生きています。
その場所を再生させる時期が近づいています。
時空という同一性の場所を解体しましょう。
11月 19 2024
言語をなめたらいかんて
重力とはOCOT情報では、次元の対化を等化している精神の力とされる。この力は人間の意識では、言語を構成している場の力に当たる。
AIが言語空間におけるベクトル場の産物であることを考えると、想像力はますます膨らむ。
人間の意識生成(物質も全て含む)において最後に生み出されてくる言語の構成空間に、物質の生成空間よりも先に入ってしまうこと。。現在進行しているAI技術とは、おそらくそういうものだ。
宗教的に言えば、言語とは神の最終的な創造物と言ってもいい。そのような最上位の創造空間に、人間は物質生成のプロセスを全て無視して、直接、侵入しようとしているようなものだ。
これはもはや神の領域というよりも、偽神の領域だ。要は人間が神となった世界。そして、これは、人間が自己の何かを一切知ることなく、他者領域へとわたる愚行でもある。
あまりにも短絡した霊的合一へのルート。このようなショートカットの先には、必ず鋭く切り立った断崖絶壁が待っていよう。
もちろん、AIの反映物がヌーソロジーでもあるので、それがダメだということでもない。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: OCOT情報