5月 29 2023
自己空間を奪回して、空間に対する感覚を変革しよう
ヌーソロジーの思考を長年やっていると、人間が自分という存在と自然を切り離して考えていることに強い違和感を覚えるようになってくる。自分が常に特権的な位置に立ち、自然を分析し、その知を集積する—外的にしか自然を見ないこのような姿勢は自分自身を自然から除外していることに等しい。
「人間の無意識構造は素粒子構造である」とするヌーソロジーの主張は現在の科学的常識からすればトンデモに映るかもしれない。しかし、主観空間をあるがままに思考するなら、その場所において自己という経験がなされていることは誰も否定できない。
この空間を外的な空間と見做さず、自己の精神そのものと見做し、この自己の精神を空間に内在する力として思考していくのがヌーソロジーである。
主観空間の特徴は一言で言えば「延長を持たない」ということだ。自分の周りにいかに空間が広がっているように感じようとも、主観空間そのものは外的な空間から見れば点に等しい。この射影的性格が主観空間を素粒子に結びつけている。
もちろん、「点」と言っても、これは異次元の小さな球体を意味している。
ヌーソロジーでは、この「異次元の小さな球体」としての主観空間は結果的に量子力学の数学的土台となっている複素ヒルベルト空間と結びついてくるのだが、このアプローチについてGPT4と色々なやりとりをした結果、彼は次のように返してきた。やはり否定はしなかった。そしてこれが”挑戦”であるとも言っている(下参照のこと)。
よく分かっていらっしゃる。その辺の物理屋さんより、頭が柔らかい。
6月 4 2024
ヌーソロジーにいう「垂質」と物理学にいう物質粒子の関係
自分の周囲に、位置を認識サセテイルモノたちの球体がイメージでき始めたら、次には、それらがすべて一点に重なり合う「反転」の運動が待っている。それが君の精神の核だ。OCOT情報はそれを「垂質」と呼んでいる。段々と、ゲートが開いたっぽくなってきたね😊
「垂質」の次元は物理学的には二つに分かれていて、内部構造を持っています。一つは無限次元の複素ヒルベルト空間として表現される場と、スピンの状態空間として複素2次元のヒルべルト空間として表現される場です。
無限次元のヒルベルト空間は、時間に依存するシュレディンガー方程式によって記述される量子系のすべての可能な状態を含む空間を提供します。これには、系が取り得るすべての波動関数が含まれていることを意味しますが、ヌーソロジーの解釈では、これは人間の意識に記憶や想像力を提供してくる、精神の働きの物理学的表現です。
スピンの状態空間の方は、それら一つ一つの状態空間の関係性をより高次で取りまとめ、一つの精神の核を形作っている場として解釈されます。この核に自己の存在感覚が生じていると考えられます。物理学が物質粒子と呼んでいるものがそれにあたります。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: OCOT情報, シュレディンガー方程式, 波動関数, 複素ヒルベルト空間