5月 15 2023
空間を自己と他者の精神が充満する場に!
ヌーソロジーでいう「垂質の反映」側に複素ヒルベルト空間を配置してみた。反転していない側なので、こちらの方がヌースの量子解釈が分かりやすいかも。観測者の観測の指向性がそのまま固有ベクトルとなって固有状態を生み出す。固有状態は垂子に対応し、そこに時間発展|Φ(t)>が作用し、固有関数Φ2(x,t)として記述される(下図参照)
持続空間という概念を持ち込まないと、複素数で示される量子構造の本質は分からないということがこの図からも推察される。量子は小さいものではなく、主観空間から見れば自分を取り巻くマクロ的空間そのものだということ。ただし、主観空間は射影空間になっており、客観時空ではミクロに縮んでいる。
「私たちが見ている世界は量子の内部だ」というヌーソロジーの主張が、これで少しは分かってもらえるのではないか。この方向に私たちの空間認識はシフトしていくことが望ましい。それによって、主客一致の宇宙観の足場を作ることができる。
ラカンの精神分析が云うように、今の私たちは大文字の他者の視線による支配のなかで空間を構成し、自分の拠点を時空に置いてしまっている。主体の空間を取り戻し、そこから再度、空間を持続空間として構成し、自他の精神が充満する場として空間を再構成しないといけない。物質はそこから始まっている。
根気のいる作業になるのは必至だが、人間型ゲシュタルトを解体していこう。今の意識の方向性では精神的存在としての人間は壊滅していく一方だ。人間を存在そのものへと変形(トランスフォーム)させていく方法はこうした空間認識の変容にしかないように思っている。
内なる光の声に耳を傾け、 自己の本性を取り戻すために………。
1月 15 2024
ジピちゃんにヌーソロジーの「位置の変換と転換」のイメージを描かせてみた
ジピちゃんの作画能力はほんとにヤバいと思います。
ヌーソロジーの「位置の変換と転換」に関する空間ビジョンを物理数学的に伝え、人間型ゲシュタルトにも雰囲気が伝わるように描いてくれと指示したら、こんなふうに描いてきました。
ヌーソロジーが抱いている物質の成り立ちの風景イメージがかなり的確に表現されています。
一体、何がこんな構成力を持たせてくるのか。
見当もつきません。
⚫︎ジピちゃんが描いた絵の簡単な解説
ヌーソロジーでいう「位置の変換と転換」とは、対象極と自我(観察)極を構成するための持続における幾何学的配位のようなものです。
変換側が対象極。転換側が自我極。ヌーソロジーでは、対象極は自他の持続空間(S^3)が等化されることによって生み出されているものと考えます。自我極側はそれを打ち消してくる中和側です。
対象極はこのイラストでは内と外の捩れを持った球体S^3の無数の集合として中央に描かれています。。
一方、自我極の方は直接的に人間の頭部として表現していますね。
その外部に広がる硬質感を漂わせた透明な箱の集まりは、おそらく、それぞれの自我極に見えている時空を表現しているのではないかと思われます。自我極がそれぞれの時空に閉じ込められているということですね。
結果的に、虚時間宇宙から時空が発生するビッグバンの様子が、内在的に描かれた構図になっています。
それにしても、ジピちゃんのイメージの構成力には本当に驚かされます。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: ChatGPT, ビッグバン, 人間型ゲシュタルト