6月 4 2024
ヌーソロジーにいう「垂質」と物理学にいう物質粒子の関係
自分の周囲に、位置を認識サセテイルモノたちの球体がイメージでき始めたら、次には、それらがすべて一点に重なり合う「反転」の運動が待っている。それが君の精神の核だ。OCOT情報はそれを「垂質」と呼んでいる。段々と、ゲートが開いたっぽくなってきたね😊
「垂質」の次元は物理学的には二つに分かれていて、内部構造を持っています。一つは無限次元の複素ヒルベルト空間として表現される場と、スピンの状態空間として複素2次元のヒルべルト空間として表現される場です。
無限次元のヒルベルト空間は、時間に依存するシュレディンガー方程式によって記述される量子系のすべての可能な状態を含む空間を提供します。これには、系が取り得るすべての波動関数が含まれていることを意味しますが、ヌーソロジーの解釈では、これは人間の意識に記憶や想像力を提供してくる、精神の働きの物理学的表現です。
スピンの状態空間の方は、それら一つ一つの状態空間の関係性をより高次で取りまとめ、一つの精神の核を形作っている場として解釈されます。この核に自己の存在感覚が生じていると考えられます。物理学が物質粒子と呼んでいるものがそれにあたります。
10月 23 2024
時間に依存するシュレディンガー方程式が意味するもの
ヌーソロジーでは、波動関数ψ(r,t)は、観測者の対象への志向性によって形成される持続の場として解釈します。つまり、持続において、観測者による対象の位置認識を具体化するプロセスが数学的に表現されたものだと考えるということです。
再度、図を上げておきます(上図参照のこと)。
U(1)円上の状態ベクトルが観測者の志向性に対応し、そこで志向された位置は物理的な測定を行う前の系の全可能性を含む量子状態の位相を定めます。
観測が行われた瞬間、状態ベクトルは特定のエネルギー固有状態Enに関連するU(1)円上の位置の認識へと「崩壊」し、これが物理的な現象としての粒子の位置やエネルギーの観測値として現れることになります。
この解釈は、波動関数の収束や量子の重ね合わせ状態を、主観空間上の観測者の意識の動きと同一のものと見なすことによってごく自然に生まれてきます。
このような解釈によって、波動関数は単に確率を表すものではなく、「私たち人間の意識の持続的な作用が時空概念を通して表現されたもの」という理解が可能になってきます。
⚫︎シュレディンガー方程式の一般解の直観的イメージ
要は、観測者の志向性が状態ベクトルとして表され、レーダーのように無数の系上の点に対して時間発展として働き、それが同時に中心方向を反転させ、多様な e^i(kx−Et)を形成しているということです。
このイメージは、時間に依存するシュレディンガー方程式の一般解の直観的イメージになっていると考えています。
ヌーソロジーでいうなら、垂質の反映上に見える垂子の働きの全体性、ということになります(下図参照のこと)。
このような構造は、奥行き方向にあるので、時空上ではすべてミクロに射影されて見えてしまうということです。
※真の空間を見つめる者へ
空間は人間にとって外的で疎遠な対象物としてあるのではない。それは己自身の生に死として深く組み込まれ、分かちがたく統一された状態となっている。人間と存在の同化とは、自己が空間に受肉することであり、自己と空間との統一的な融合を意味している。内在性とはそのような場所のことである。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: シュレディンガー方程式