8月 27 2024
3次元認識の力の原因としての「止核」—クレイジー・ダイアモンド
物理学の標準模型におけるSU(3)のカラー対称性というのは、強い相互作用を記述し、クォークがどのように結びついてハドロンを形成するかを説明するものなのだが、数学的にはかなり手強い。
クォークの特徴はなんと言っても「閉じ込め相」と呼ばれるところだろう。単独のクォークは自然界には存在しておらず、常に他のクォークと結びついてハドロンを形成している。強い力の特徴的な現象だ。
このイメージはOCOT情報にいう「止核(しかく)」に近い。これは「核質に止める」と言ったような意味だ。
「核質に止める」とは、核質が「3次元認識の力」を意味するようなので、人間を3次元認識から出れないようにしている力といったような意味となる。
カタチとしては、二つの正四面体が交差するところに生まれる正八面体。次元としては垂子次元に重なっている(下図参照)。
私たちが何気に認識している目の前の3次元の座標軸には、高次元からの様々な圧力がかかっており、そうたやすく「3次元でものを見せられること」から逃れることはできない。高次元の圧力によるダイアモンドのようなものと思えばいい。
10月 3 2024
人間をアルケーにおける光とみなす方法について
他者の視線から完全に解き放たれたとき、
透明な無の身体が姿を現す。
時間を自らの体に蛇のように巻きつけ、
永遠を生きる死の身体が。
十字架の骨格を持つインマヌエルの身体。
原初に光として生まれし者。
【解説】
人間の肉体はOCOT情報では「重心」と呼ばれる。
「重心」とは変換の中点という意味を持っており、ここでいう変換とは、付帯質の外面から内面への変換、普通に言えば、物の外部性から物の内部性への意識の変換という意味だ。
つまり、肉体とは意識を物の外部(延長)から物の内部へと変換する蝶番となるような位置に構成されている組織で、この位置のことを「重心」と呼んでいるわけだ。
物の外部性を外としての時空で、物の内部性を内包としての複素空間と考えると、肉体はこれら両者の境界に構成されているものということになる。
サロンでは、時空側を取り去ったとき(完全な主観)の肉体の位置についての解説から入った(下図)。
そこで複素1次元空間上の単位円(U(1)円)というものが登場してきたと思う。そして、結果として、この単位円における回転がゲージ場としての電磁場を生み出しているという話になったと思う。
このときの電磁場とはガンマー線に対応するのだが、OCOT情報ではこのガンマー線のことを「重心の定化を行うもの」とも言っている。
つまりは、ガンマー線はミクロ領域で直線的時空を円へと変換しており、その中心に重心を固定させるものとして働いている——といったような意味なのだろう。人間が「原初の光」でもあるのは、そのような理由による。
そこにおいて、重心は自らそのU(1)円を反転させ、付帯質の内面、つまりは、原初の物の位置と非局所的に接続する。光による最初の創造がそこで起こっているわけだ。
物理学的に言えば、光子からクォークが生まれ出てくる場所がここにある。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: OCOT情報, クォーク, 光子