待つこと——待機。

ブログを始めてみようと思った。
サイトコンテンツだとどうしても構えてしまって、キータップが止まってしまう。
最近、会社の忙しさも手伝って、あまり新しい記事を書き込んでいない。
そこで、ブログを思いついた。
何か目的があるわけでもない。
このブログからヌース理論のサイトへROMを誘因したいというわけでもない。
ただ、ふと思いついただけである。
ともあれ、ブログ名は「cave syndrome」とした。
直訳すれば、「洞窟症候群」となるが、
これは、待っても来るはずのない恋人を必ず来ると信じて疑わない、
滑稽でもあり、また愛すべき種族の人間たちのことを指す。
わたしなりの造語だ。
当然、ベケットの小説を意識はしてはいるが、
ニュアンスはちょっと違う。。
わたしは何を待ってるのか。
待ち人はやってくるのか?
やってくるとすれば、彼女の髪の色は?
長さは?
眼の色はどうだ?
彼女の香りは?
………分からない。
しかし、わたしはそんな彼女に恋をしている。
ケイブとは神の花嫁の性器のことである。