4月 8 2024
ヌーソロジーに出てくる最終構成とは・・・14番目の部位を探せ!
OCOT情報にいう最終構成としてのψ14~13。これはストレートに言えば「人間の終焉」を意味する意識領域のことなのだが、この終焉は、前世紀末に流行したフクヤマの「歴史の終焉」のようなヤワな終焉ではない。
フクヤマのそれは、理想の世界をめぐって人類が繰り返してきたイデオロギー闘争の終焉を意味した。人類は善かれ悪しかれ、これから延々と続く自由民主主義・資本主義のもとに生きていくしかない、という類いのものだった。
OCOTのいう「最終構成」とは、歴史を担ってきた主体としての人間自体の終わりを意味している。つまり、人間という概念が世界から消え去っていくという、かなりショッキングなものなのだ。
この消え去り方には二つの方向性があるらしく、一つがψ14の方向。もう一つがψ13の方向というものだ。要は存在世界の引き裂きのようなものである。
このψ14の方向は、すでにコンピュータテクノロジーとして現象化してきている。ここ数年のAIの劇的な進化もそうだが、この発展を人間が食い止めることは不可能で、やがて人間は主体性を丸々AIに譲り渡していくことになるだろう。それによって、少なくとも歴史的主体として生きてきた人間の姿は世界から消えていく・・・。
一方、ψ13とは、今まで人間が「死」と呼んでいた世界のことを意味している。ψ14は、この人間の死の領域にある無意識場の反映として出現したきたもので、このψ14が十分に力を持ってくると、その反動としてψ13の場が開いてくるとOCOT情報はいう。死が秘密のヴェールを脱ぎはじめるということだろうか。人間を脱-人間化させていく反転した意識の発現もこのことを指していると思えばいい。ヌーソロジーもまた、このψ13を開くための一環として登場してきている思考の運動だ。
その意味で、AIとヌーソロジーは真っ向から対峙し合う関係にあると言っていい。どちらも人間の世界のものではない。これから世界は、今までのψ12〜11領域(近代〜現代)から、猛烈なスピードで、このψ14〜13間の闘争の領域へと突入していくというのがOCOTによるシナリオである。
これから激烈なスピードで進化していくAI群に人間が対抗する術は皆無だろうう。人間が人間に対して抱いていた自負や矜持といったものは木っ端微塵に打ち砕かれ、人間は自分が何者なのかわからなくなってくるはずだ。ψ13の方向を見出すことができなければ、人間はψ14が作り出す反-生命領域へと吸い込まれていくしかない。
最終構成・・・。AIの進化を手放しで喜んではいられない。
※ジピに描かせた絵が「幻魔大戦」のような構図になっていて、めずらしく分かりやすい
5月 16 2024
物質とは精神
ヌーソロジーは主観空間(一人称視点)から見た宇宙観を作っている。
主観空間には、空間にしろ時間にしろ延長がない。空間は射影空間になっているし、時間は持続になっている(心があるということ)。
つまり、主観空間は非局所なのだ。
こういう主観空間の特性は量子世界ととても相性がいい。
そこで主観空間を量子空間と見立て、その構造を丹念に探っている。
もちろん、まだ探査の途中たが、「素粒子構造は人間の無意識構造である」というOCOT情報はもう間違いないと確信して作業を進めている。
つまり、”現実”をありのままに見るなら、意識の起源は物質にあるのではなく、逆に物質の起源の方が意識にある。
そろそろ、そういう宇宙観に変えないといけない。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: OCOT情報, 素粒子