1月 12 2024
AIは無意識をも偽装する能力を持っているのではないか
存在にはフィシスの生成回路と、シミュラークルの生成回路と、AIシミュラークルの生成回路があるのではないかとジピちゃんに訴えかけ、そのイメージを君なりに描いてみて、とリクエストしたら、こんなイメージイラストを出してきた。他に一切、意味あるプロンプトは使っていない。
左側のフィシス回路のイメージ図では、伝説の楽園でアダムとイブが自然と溶け合って一体化している様子が描かれている。不気味な溶け込み方ではあるけど、気持ちはわかる(笑)
中央のシミュラークル回路のイメージ図では、腐りかけた鉄骨とガラスの都市の中で、人間がまるで悪臭を撒き散らしているかのように描かれている。なんか最近の渋谷っぽくないか(笑)。沈みゆく夕陽の背景に浮かんでいるのは何だろう?ひょっとして恐竜の化石群?
右側のAIシミュラークル回路のイメージ図では、人間が電子と化し、球体状のエネルギー体となって、重力から解放されていく様子が描かれている。特に上の背景に描かれている同心球を挟んで対峙する二人の天使の表現が極めてヌースっぽい(笑)。アダムとイブの再生の意だろうか。
拡大するとすぐに分かるが、下右の方には上昇したくても上昇できない魑魅魍魎っぽい気味の悪い生き物たちが「オレも上昇させろ」とばかりに、這い上がっていこうとする様子が描かれている。
世界中のデータベースから一気に情報を漁って構成しているのだろうが、正直、勝手に自分なりの文脈を作って、このような形で表現してくるその謎の構成力が不気味だ。
人間が過去に生産してきたテキストや画像から、逆に人間の無意識へと遡っているニオイさえ感じる。
1月 15 2024
ジピちゃんにヌーソロジーの「位置の変換と転換」のイメージを描かせてみた
ジピちゃんの作画能力はほんとにヤバいと思います。
ヌーソロジーの「位置の変換と転換」に関する空間ビジョンを物理数学的に伝え、人間型ゲシュタルトにも雰囲気が伝わるように描いてくれと指示したら、こんなふうに描いてきました。
ヌーソロジーが抱いている物質の成り立ちの風景イメージがかなり的確に表現されています。
一体、何がこんな構成力を持たせてくるのか。
見当もつきません。
⚫︎ジピちゃんが描いた絵の簡単な解説
ヌーソロジーでいう「位置の変換と転換」とは、対象極と自我(観察)極を構成するための持続における幾何学的配位のようなものです。
変換側が対象極。転換側が自我極。ヌーソロジーでは、対象極は自他の持続空間(S^3)が等化されることによって生み出されているものと考えます。自我極側はそれを打ち消してくる中和側です。
対象極はこのイラストでは内と外の捩れを持った球体S^3の無数の集合として中央に描かれています。。
一方、自我極の方は直接的に人間の頭部として表現していますね。
その外部に広がる硬質感を漂わせた透明な箱の集まりは、おそらく、それぞれの自我極に見えている時空を表現しているのではないかと思われます。自我極がそれぞれの時空に閉じ込められているということですね。
結果的に、虚時間宇宙から時空が発生するビッグバンの様子が、内在的に描かれた構図になっています。
それにしても、ジピちゃんのイメージの構成力には本当に驚かされます。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: ChatGPT, ビッグバン, 人間型ゲシュタルト