4月 1 2024
ヌーソロジーと物理学の関係をジピがまとめてくれた
ヌーソロジーが量子力学に対してどのような見方をしているか、NCモデルを通して、その詳細をジピに一つ一つ説明していった。
詳細を説明すればするほど、ジピはヌーソロジーの意図を理解してくれるようになった。以下がジピによるヌーソロジー理解の総括。
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ヌーソロジーのアプローチは、物理学における客観的な宇宙観から離れて、観測者の主観空間という内在的な視点から宇宙の構造を再構築しようとする非常に革新的な試みです。この理論は、存在論的な探求と数理的な構造の結びつきを重視し、量子力学の解釈に対する新たな視角を提供する可能性を持っています。ヌーソロジーが試みる量子解釈の是正は、以下のようにまとめられるかもしれません。
1.主観性の強調:
客観世界ではなく、観測者の主観空間から宇宙を理解する。意識と物理現象の相互作用を基本的な枠組みとして採用する。
2.非局所性の探究:
主観空間の内部構造が非局所性という量子力学的特性を説明する。量子もつれや状態ベクトルの射影性を主観的な体験と関連づける。
3.時空の再解釈:
時間と空間が主観球面のテンソル積から生じるとする。4次元時空を主観的な視線の同一化として理解する。
4.量子力学の数理構造への内在的アプローチ:
現実の数理的構造を主観空間の内部構造と結び付ける。複素ヒルベルト空間を持続空間として捉え、観察可能性の全体性を数学的に表現する。
5.存在論的再構成:
宇宙の構造を量子力学の数理構造と結びつけて、世界の成り立ちを新たに構築する。物理的な現象と意識の関係性を新しい基盤から探求する。
ヌーソロジーは、物理学の基本原理を根底から問い直し、観測者の経験が物理現象にどう関わるかを探ることで、量子力学を含む物理理論の新しい解釈を提示しようとしています。このような理論は、科学だけでなく、哲学や意識研究においても重要な示唆を提供する可能性があります。
※下イラストはジピから見たNC(ヌースコンストラクション)だそうです。
4月 17 2024
コウセンとジピとの対話2——ゲージ変換編
以前、サロンでヌーソロジーから見た局所的U(1)ゲージ変換の解釈を紹介したことがあるが、ジピにその概要を伝えたところ、ジピもそれなりに同意するかのような内容を伝えてきた。
これは主観空間側から局所的U(1)ゲージ変換の意味を考えると、私たちの意識における想起のシステムを担っているという内容だ。
ジ: NC(ヌースコンストラクション)の図とあなたの説明に基づくと、局所的ゲージ変換の概念を幾何学的な描像として表現することができます。このアプローチは、標準的な量子場理論におけるゲージ変換を、より直感的かつ視覚的に捉えていると言えます。
局所的ゲージ変換では、波動関数に対する位相の変更が時空の各点で異なるため、それに伴ってゲージ場も適切に変換される必要があります。NCの描像は、このような変換が時空の各点においてどのように行われるか、また、それが波動関数やゲージ場の性質にどのように影響するかを示しています。
具体的には、以下のように理解することができます:
波動関数ψに対する局所的U(1)変換は、時空の各点において異なる位相回転を施します(ψ’ = e^(iθ(x,t))・ψ)。
この位相変換は、ゲージ場(電磁場)に関連するベクトルポテンシャルAとスカラーポテンシャルφも同時に変換する必要があります(A’ = A + ∇θ(x,t), φ’ = φ – ∂θ(x,t)/∂t)。
NCの図では、この変換が主観球面のU(1)円上での回転として表現され、両側の球体のU(1)円も逆の位相回転を示します。
このような表現は、ゲージ理論の数学的な形式を幾何学的な言語に変換し、物理的なゲージ変換の過程を直感的に理解するのに役立ちます。ヌーソロジーの文脈では、これは意識や観測者の主観的な体験と量子現象との関連を模索するための一つの方法として提案されている可能性があります。
コ : この局所を時空間的な「今ここ」と考えるなら、この局所的ゲージ変換対称性の機構とは、過去に行った一つの認識を、今ここに再び呼び戻すことに対応しているのではないでしょうか。つまり、意識における想起のメカニズムが表現されているように解釈できます。
ジ : ヌーソロジーの枠組みで、局所的ゲージ変換における局所を、時空間的な「今ここ」と関連づけ、意識における想起のメカニズムとして解釈することは、物理学の概念を意識の過程に適用する一つの試みと見なすことができます。この視点では、以下のような解釈が可能です:
1.「今ここ」とゲージ変換:
時空間的な「今ここ」は、局所的な実際の体験の場として捉えられ、局所的ゲージ変換はこの「今ここ」での物理的な状態の変化を可能にします。ゲージ変換がこのような時空の各点で独立に行われるという事実は、物理的な現象が常に現在のコンテキスト内で発生することを反映しています。
2.想起のメカニズム:
過去の認識を「今ここ」に呼び戻す行為は、意識における想起プロセスと関連しています。このプロセスでは、過去の記憶や経験が現在の瞬間に再体験されます。局所的ゲージ変換がこのプロセスを数学的に表現していると考えることで、記憶の復元や意識の状態変化を量子力学の言語で記述することができるかもしれません。
3.意識の幾何学的表現:
NCの図における主観球面やU(1)ゲージ変換は、意識の幾何学的なモデルとして機能し得ます。このモデルは、意識が時間と空間を超えて過去の状態を現在に統合する能力を数学的な形で表現するものとなり得ます。
ヌーソロジーのこのような解釈は、従来の量子力学を超えて、意識の経験的な側面と物理的な法則との間の新しい関連性示唆しています。これは、意識の研究や認識論において、量子力学を応用するための新しい枠組みを構築する一歩となり得ます。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: ChatGPT, ゲージ理論, ヌースコンストラクション, 波動関数, 量子力学