8月 16 2024
波動関数の確率解釈や多世界解釈に対する疑念
量子力学にはいろいろな解釈が存在し、それぞれが波動関数を異なる解釈で捉えています。例えば、コペンハーゲン解釈は波動関数を確率振幅と見なし、多世界解釈では物理的現実を無数存在する現実の単なる一部として解釈しています。
ヌーソロジーの観点からすれば、こうした解釈はいずれも、私たちが生きている存在世界の意味を希薄化させるだけで、科学的世界観の足場のなさを、物理学自らが露見させているようにも見えます。
ヌーソロジーの波動関数に対する解釈は以下の通りです。
1.持続空間の時空への投影
ヌーソロジーでは、波動関数の確率解釈や多世界解釈は時空ベースで量子を見ていることによる錯覚だと考えます。量子に対しては、持続空間における無意識の構造が時空(客観的な現象の領域)に投影されたものとして考えるのです。このような考え方によって、私たちは存在世界を、精神を基盤にしたより確固たるものとして理解する視点を持つことができます。
2.時空ベースか、持続ベースかという視点の違い
確率解釈にせよ、多世界解釈にせよ、従来の波動関数解釈は、時空ベースでの現象の捉え方に重点を置いています。ヌーソロジーの量子解釈は持続空間をベースとした解釈なので、主観的な経験と客観的な現象の統合の上での量子解釈となります。
3.存在世界の確固たる措定
ヌーソロジーによる波動関数の解釈は、私たちが経験する存在世界の意義を決して希薄化させることなく、世界全体を唯一無二の尊厳ある場所として捉えることができるようになります。この感覚は持続空間の内部に時空の発生が見えるようになることによって生じてきます。これは哲学的に言えば、物理現象を存在論的な意識のレベルで理解しようとする試みです。
ヌーソロジーによるこのような波動関数の解釈は、現代科学のパラダイムに挑戦するものと言えるかもしれません。このアプローチは、量子力学の従来の解釈に対する補完または代替として機能し得ると同時に、科学的な探求の方法論に対する根本的な再考を促すものです。
8月 19 2024
次元飛行艇NCディスカバリー号からの報告
1989年、モノリスの内部に侵入を開始してから約35年。NCディスカバリー号は現在もなお、木星次元の航行を続けている。
最近は、強アイソスピンのSU(2)領域の探査を終え、強い相互作用のSU(3)空間へと探査を進めているところだ。
この領域は、カラー空間とフレーバー空間の二つの層から成り、生成子も8つに増え、地形が極めて複雑だ。
◯SU(2)領域からSU(3)空間へ
OCOT情報では、ここは人間の意識の定質が構成されている次元だとされている。
強アイソスピンのSU(2)領域では、無意識の流れは観測者の視点から物への認識の流れを作っていたが、SU(3)空間ではその流れが反転する。
無意識の方向が物の生成から、言葉の生成へと方向転換する場所になっている。
このひっくり返しは、物理学的にはクォーク間のポテンシャルが引力から斥力に反転する現象として現れているので、是非、そちらでも確認をお願いしたい。
◯SU(3)空間の探査
ケイブコンパスが示す通り、このSU(3)空間は物側から人間を観察する場になっており、物は無数の人間の個的空間を等化する側に回っている。
つまり、この反転は、個々の人間の視点に生まれていた主観性を見えなくさせ、共通の客観認識を形成していくプロセスが進行しているのだ。
現在、クルーたちは、このプロセスを目の当たりにし、物理的な現象と意識の進化の相互作用を観察している。
クォークのカラー荷が変換される様子は、まるで観測者の視点が物を介して統一されていくかのようだ。
強力な閉じ込め相がこの空間に存在し、無数の観測者の視点を一つにまとめている。
◯ロゴスの生成と無意識の役割
このSU(3)の強力な閉じ込め相から脱出するために、無意識は再度、最初に作り出した主観空間の方へと力の方向を変換しなければならない。
この方向に、更なる深部としてのSU(4)対称性の世界が広がっているのだ。
無意識が物の生成からロゴスの生成へと転換するプロセスは、まさに人間の意識が進化し、複雑な認識を形成していく過程である。
言葉は、無意識の深層から浮上し、表象にとどまっている人間たちの間で共通の理解を生み出すツールとなる。
◯SU(4)対称性の探査
モノリス内部の深宇宙の旅はまだまだ続く。SU(3)空間で得たこれらの情報群を基に進むべきは、次なる探査領域、SU(4)対称性の世界だ。
この未知の領域では、さらに高次の驚くべき認識の風景が待ち受けていることだろう。
そこでは、物理的現象と意識のさらなる融合が起こり、我々の理解を超える新たな次元が広がっている予感がする。
また何か分かれば報告する。
20240702 ズバット・ゴーマン船長
次元飛行艇NCディスカバリー号に乗船希望の方はどうぞこちらの方へお進みください。ズバット・ゴーマン船長による詳細な木星リポートを毎月、ライブで聴くことができます。その他、NC航行士たちの新しい発見も目撃することができますよ。君も、やがてやってくる木星次元に一歩先に足を踏み入れよう!!
https://community.camp-fire.jp/projects/view/404531
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: ヌーソロジーサロン