12月 3 2009
夢はヌーソロジアム設営
今日、スタッフと話し合ってレクチャー参加者のキャパをもう少し増やせないか検討した。その結果、アカデメイアオフィス内の机等のレイアウトを変えれば、どうにか30名程度まで収容可能になることが判明。さっそくキャンセル待ちをしている方々に参加可能の連絡を入れるように指示した。
あくまでも、現段階では夢の夢だが、うちの会社の建物は地下1階、地上3階建てで通常業務では二階フロアまでしか使っていない。つまり、まるまる3階が空いているのだ。一階当たりの床面積は約40坪。ゆくゆくは3階を何とかまるごとレクチャー会場にできないものかささやかな野望を抱いている。ヌーソロジーの中身自体は今後も進展していくだろうし、物質知を精神知へと変換していく作業だから、考究すべきネタは無尽蔵にある。レクチャーもその意味で言えば、延々と続いて行くことになるだろう。最新のデジタル機器を装備してスタジオを作り、ジャパネット○×田ばりにネットで生中継をやるというの面白い。ヌーソロジーを巡っての対談や討論会、さらにはいろいろな研究者の講演だってやれるようになるというわけだ。実験的な音楽や映像を流すというのも面白い。
今は3階は内装も何もないスケルトン状態。シュタイナーのゲーテアヌムとまではいかないが、ヌーソロジー専用の劇空間ヌーソロジアムを完成させたいものだ。頑張ろっと。
というわけで、第5回レクチャーの席、多少余っています。参加希望の方はアカデメイアまでご連絡下さい。→http://noos-academeia.com/jp/html/kaisai.html
12月 8 2009
電波中年
今月19日は東京で生物学者の大野さんやアーティストの日比野さんとのトークショーが予定されている。大野氏のアカデミックに裏付けされた緻密な知識と日比野女史のアーティストとしての繊細な感性にヌーソロジーがどう立ち向かうか戦略を練らなくてはならないところなのだが、ここのところ忙しくていかんせんゆっくり考えるヒマがない。一人電波となって浮くのはやだ(笑)。。
生成世界は二段階構造を持っていると考えられる。無からいかにして物質が創造されたのかという問いと、単なる物質からいかにして生物が生まれたのかという問いは、おそらく同じ問いを一段階界目で見ているか二段階目で見ているかの違いに過ぎない。ヌーソロジーで言えば第一次交替化と第二次交替化の違いだ。物質は光子から生まれ、生物はDNAから生まれる。この論法で行けばDNAとは生成の二段階目における光子のことではないかということになる。物理学では光子も光も電磁場の仲間であって、それらは単に振動数の違いとして解釈されるだけだが、ヌーソロジーにおいてはそうした量的な差異だけではなく両者には本性上の差異があると考える。それは端的に言えば、無時間の中の精神か時間の中に落ちた精神かの違いである。時間の中に落ちた精神は「有機体」と呼ばれ、それは実存を見失ったわたしたち自身の知覚空間のことに他ならない。つまり、秒速30万Kmで進むとされている物質的表象の中で解釈された光のことだ。
OCOT情報ではこの物質化した光とDNAが同じものだと伝えてきている。ただ問題はDNAと光が同じものという内容が一体何を意味しているのかということだ——DNAの両脇を固めている元素から考えると、この物質化した光の世界への入口は原子番号15番のリンと深い関係を持っていると思われる。リンは英語ではフォスフォロス(Phosphorus)。この言葉の元来の意味は「光を運ぶもの」だ。つまり、旧約でいえばリンはルシファーの意となる。タロットカードの第15番は悪魔。おもしろい符号だ。OCOT情報でもリンは「付帯質の念因」と呼ばれ、想像的自我の基盤となる位置を支えるための本源力となっている(ψ4を裏で支えるψ*3に対応するということ)。それは実質的には他者の視野空間を意味するのだが、これは自己にとっては鏡の役割を果たす空間だ。つまり主体はリンによって闇に落とされ、身体を物質的なものとして捉え、その物質的闇の中で闇の光としての言語のネットワークを張り巡らせていく。そこに有機体の活動が生まれているということだ。DNAとは言語によって紡ぎ出されて行く概念そのものの構造(OCOT情報)。茫洋とはしているもののそれなりに筋は通っている。DNAはgeneでもありmemeでもあるということなのだろう。とすれば、生命の本質は光ではなく闇にあるということになるのだが。。
ん〜、こんな話しても完全に電波だな。。ど、どないしよう(笑)。。。
というわけで、イベント当日も変な話ばかりして浮いてしまう可能性がありますが、こうしたスキゾフレニアックな話に興味がある方は是非、会場に足をお運び下さいませ。主催者によれば、まだ幾分、席に余裕があるそうです。
この対談イベントに関する詳しい情報はこちらへ→『BETWEEN TIDES 生命の音楽 第二章』
By kohsen • 01_ヌーソロジー, 02_イベント・レクチャー • 2 • Tags: DNA, 付帯質