3月 5 2013
複素平面上での人間の外面と内面
ヌーソロジーの入口は、まずは人間の外面と人間の内面という空間概念にある。まぁ、一口で言ってしまえば、人間の外面とは主体が息づいている場所のことで、人間の内面とは客体が息づいている場所のことだ。この二つの場所性が基盤となって、人間の無意識構造は弁証法的に構造化されていく。人間の外面と内面の見極めは「見ること」が起きている空間と「見られること」が起きている空間を分離させることにあると言ってきたが、その両者の関係を複素空間(平面)で表し、簡単な説明を試みた。
※前半はメールで質問があったので、「複素数の反転」に関して少し補足説明しています。
※後半で「時間=t」として説明している時間tは主観的時間のようなもので、客観的時間とは少し異なっています。
「複素数の反転」と「人間の外面と内面」
3月 7 2013
位置の等化と単位円
ここのところ、MacのQuick Timeに装備しているスクリーンショット機能を使ってヌーソロジーの基礎的な概念を複素平面を使って解説しているのだが、この説明方法も概念が抽象度を増していくにつれて、たぶん通用しなくなってくるかもしれない。。とほほ。という不安を持ちつつ、前回の続き。
今回はヌーソロジーでいうところの「位置の交換」と「位置の等化」という概念を説明しようと思う。「位置の交換」とは今まで僕らが主体と客体と思っていた位置の関係を入れ替えることを意味するのだが、ヌーソロジーにおいてはこの意識的な作業が2013年以降始まる意識進化の第一歩となる作業だと考えている。この「位置の交換」の内容とは、よく神秘家たちが語る「見るものとは見られるものである」とか「対象を見ている者は対象の位置にいる」といった内容を指すが、単なる直観だけではそれは一般化させることができない。ヌーソロジーはその直観の内容をより力強く意識に定着させるためにその直観が働いている背景の構造をより具体的に記述し、その構成を何度も反復することにより、徐々にこの直観の在り方を新しい日常にしていくことを狙っている。
NOOS LECTURE 2013 OPV
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: 位置の交換, 位置の等化