9月 14 2016
こういう人が出てくるのも顕在化の始まりの現象かもね
友人の小林くん(「るしえるさん」と呼んでる)が面白い記事をシェアしてたので、こちらもシェア。
ちなみにヌーソロジー的にはこの感覚がもう一段階、奥に反転したところがエーテル空間(人間の無意識空間)の全体像になります。先日書いた、太陽の中の太陽があるところ。
「観点の球面化」を果たした全ての個体が自他間で自己意識を形成するためにモナドのネットワークを組織化していっているところです。素粒子構造はこのプロセスの中で構成されています。
この組織化こそが太陽で起こっているp-p連鎖反応、つまり、水素-ヘリウムの核融合を行わせている力そのもの、と言っていいと思います。太陽を中心とする空間は地球を中心とした空間とは全く逆の方向を向いています。反転しているんですね。
今はトンデモに聞こえるかもしれませんが、後の世代においては常識になっていくでしょう。
9月 16 2016
別人28号
2~3年後、小中学校において「道徳心」「愛国心」に成績をつける、と文科省が決定したそうな。国土を国家で覆い尽くそうとする超自我系の無意識の暴挙はこれからもどんどんやってくる。どうするよ、精神的個たち。政治を変容させる術は何処に?
http://togetter.com/li/987897
僕が精神的個の領域を「別人」として育てるべき、と主張するのは日本人が浮かれていたポストモダンの反省からである。ドゥルーズが言うように資本主義はスキゾを食料としている。価値の多様化は商品の多様化を生み、世界をスキゾ化していく。しかし、その一方で、より強大なパラノ怪物が出現する。
それがグローバリズムというものだ。グローカルなどといった形容は全くの誤魔化しであって、人はこのような状況ではではノイローゼになるか、それを避けてパラノイアになるしか手段がない。この渦巻き運動の中には調和などいった生やさしい風景は存在してはいない。
今ある日本の姿はポストモダンの反動だということは誰にでもわかる。単なる重心の移動、資本主義機械の振り先が方向転換しただけにすぎないのだ。だからパラノイアが増殖する。結果は必然、ファシズムに向かうことになる。
そこで、聞きたいわけだ。どうするのよ? 精神的個よって。
この点において、僕自身はドゥルーズは正しいことを言ってると思っている。すなわち、資本主義機械が根本的に恐れているものは「器官なき身体」(有機体のシステム全体を指す。物質意識から逃れたもののことと思うといい)の出現だということ。今までのパラノとスキゾのシーソーごっこじゃもうどうにもならないってこと。言ってみれば世界はもう幻魔大戦並みの様相を呈しているんだよ。ほんとに。
「器官なき身体」についてそろそろ本気で考え始めないと、これからの時代、精神的個なんてものは過去の遺物として消え去っていくと思うよ。ほんと。そろそろ「別人」が登場しないとダメなんだよ。君の中に眠る「別人」がね。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 1 • Tags: ドゥルーズ