7月 5 2007
「OCOT」1st mini album
「OCOT」というアルバムが出ている。
アーティストは以前、レクチャーにも一度顔を出してくれたことがあるSHA-aくんというアーティストだ。
メロディアス・トランスとでもいうのだろうか、リフがとても旋律的で、トランスというジャンルにしてはとても暖かみのあるエモーショナルなサウンドに仕上がっている。早速、SHA-aくんにメールを出したら、やはり「人神」や「シリ革」に登場している「OCOT」から取ったものだと返事が返ってきた。もっとも彼の中では「On Coming Oriental Transformer」というイメージを重ね合わせているようだ。
いずれにしろ、とても嬉しい。僕の理想はヌースが単に哲学やニューエイジ思想の枠に収まらず、アートを始めとする様々な表現行為の中で少しでもインスピレーションを与えられるものとなることだ。こうした動きが出てくると、こっちも負けてはいられない、という気になってくる。
この「OCOT」、イギリスでも発売になるそうで、「人神」の米国版と何らかの形でコラボできれば、面白い展開になるかもしれない。
とても聴きやすいサウンドです。全曲いいけど、僕は「K.O.E」が一番好きかな。トランス嫌いの方も是非、チェックを!!
7月 8 2007
今後のプラン
昨日、今日と武蔵野学院大の高橋学長を福岡にお招きして、今後のヌースの展開について話し合いを持った。9月には「人神」の英語版が米国で出て、続いて10月〜11月には「人神」のリニューアル版が徳間から出版される。それに合わせて、ヌースアカデメイアのサイトをバイリンガルでリニューアル・オープンする予定だ。オープン時のコンテンツは、とりあえず、旧アカデメイアのコンテンツの中から重要と思われる記事を再編集して構成するに止まるが、更新時には3DアニメーションやVideoコンテンツをふんだんに用い、より分かりやすい理論解説を心がけようと思っている。すでに社員のdieforくんが専任スタッフとして制作に当たってくれているので、ポシャることはまずない。
僕の方は、それに並行して、現在、頓挫している「THE NOOS(ヌース理論本論の本)」の執筆を完遂しなくちゃならない。こちらが曲者だ。執筆を開始して早3年が経過した。しかし、まだ納得いくように書けていない。本論ということでの力み過ぎが原因だ。読み直しても面白くないのだ。とにかく納得がいくまでリライトを繰り返している。う〜む、こうなったら徹底的にやってやる。。
これらの作業が一段落して、武蔵野学院大とのコラボに入ることになるだろう。この2日間の学長との話し合いで、とりあえずは大学の出版局から「THE NOOS」の内容をさらに掘り下げて解説する小冊子全集(何冊になるかは分からない)を発刊していこうということになった。計画通り行けば、ヌースに接するアイテムが飛躍的に増加することになる。
高橋学長としては、ご本人が政治思想の専門であるということから、どうしてもヌースを思想のシーンに引っ張り出したいようだ。しかし、コテコテの思想のスタイルを取ると、クローズしてしまう。さてさて、ヌース理論がどのようにお行儀よくメイクアップされて、学問の場に登場してくるのか、その化け姿が今から楽しみだ。
By kohsen • 10_その他 • 6 • Tags: 人類が神を見る日