7月 19 2017
“世界”を発芽させるために
自然の根底がなぜ複素空間で成立していて、かつ、その複素空間がなぜ対称性、それも局所的対称性を要請してくるのか―自然とは何かを考えるに当たっては、これからの時代はここが基本。でないと、内側からの自然というものをイメージできない。
例えば内側から炭素を見たときそれは一体何に見えるのか?―それは自分が炭素になって世界を語り、世界に参画するということでもあるだろう。本来、ヒトはそうやって内側から事物へと赴き、自分を外側へと表現してきたのだ。だから世界がある。この当たり前さを今の人間は忘れている。
すべては内と外とをつなぐ思考の復活にかかっているのだ。どのような身振りで君は中へと入り、また、どのような息づかいで君は外へと出てきたのか、君の無意識はそのすべてを記憶している。それは形而上と言って唾棄されるべきものでもないし、非現実の謗りを受けるものでもない。
たとえば、呼吸はどこに向かって吐き出され、またそこから何を吸い上げているのか。その見えない空隙の中へと全身で分け入ってみるなら、君はそこで大気と呼ばれている以上のものと大気の内において一体化することだろう。
イマージュを揺さぶり起こせ!! ”世界”はまだ出現していないのだから。
7月 21 2017
天海ヒロ氏を迎えての福岡ヌースアトリウム2017、無事終了!!
天海ヒロ氏をお招きして開催したヌースアトリウム2017 IN 福岡、大盛況のうちに無事、終わりました。参加していただいた皆さん、どうもありがとうございました。
僕自身、天海氏のアニマンダラレクチャーを直接、拝聴したのは、今回で2度目だけど、全体を貫くロジックがかなり見えてきた感じ。まだまだ茫洋としている脈性観察子の世界の解明の大きな手がかりになりそうです。
とりあえず、即日のアニマンダラの話を聞いての、ヌーソロジーとの対応関係をメモしました。動物たちの進化の系統樹と、ヌーソロジーが考える「真実の地球」に始まる、脈性観察子の発展構造が見事に重なり合うことがわかってきました。今後、この路線で、細かく調べていってみようと思います(下図参照)。
それにしても、翌日、ランチのときに話した「人間の祖先はサルでなくイルカ」説。かなり面白かった。ヌーソロジー的にもそういうことが言えてくるかも(笑)
By kohsen • 01_ヌーソロジー, 02_イベント・レクチャー • 0