9月 20 2017
ヌーソロジー ON THE FM AIR
9/16は、FM北九州の吉岡氏からラジオ番組の出演オファーがあり、小倉まで出かけてきました。
吉岡氏とは一度、福岡で行ったヌースアトリウムでお会いしているのですが、二人でお会いするのは初めて。何でも大学時代は哲学を専攻し、その後、禅の修行をされていたそうで、思想的には西田哲学やシュタイナーなどに造詣が深く、長年にわたって真理の探求に努めて来られたそうです。現在は、鈴鹿のアズワンコミュニティの活動などにも携わられていて、実社会の中でも積極的に新しい世界の到来を目指して活動されている人物です。
さて、番組の方ですが、吉岡さんの質問に答えているうちにあっと言う間に終わってしまいました。たぶん、ヌーソロジーの「ヌ」の字もうまく説明できなかったような(笑)。わかりやすく話すのは難しいんだよ〜。ほんとに。
吉岡さんがアップしてくれたustreamの方に録音が上がっているので、興味のある方は聴いてみてください。
ただ、残念なのは、著作権の関係で間で鳴らした音楽が全部カットされていることかなぁ。せっかくのラジオなので、ほんとうはオンエアする曲についての話を交えながら、ヌースの話を絡めていきたかったのですが、なんせ時間がね(笑)
ちなみに、挿入ナンバーは以下の通り。
オープニングの曲はPaul McCartney – C’Mon People。この曲は僕が『シリウス革命』を書いているときに、ずっと、バックで流していた曲です。Johnを意識した「OH,Yeah〜」のところが最高なんでよね。
「僕らには未来がある。古代の神殿から詩人たちを呼び出そう」——歌詞はそんな内容。
ヌースレクチャー2002のテーマ曲にも使っていたね。
二曲目はRadio headの「ゼア、ゼア」。2003年のアルバム『hail to the thief』からシングルリリースされた名曲。
感じるものがほんとうにあるとは分からない。セイレーンの魔力に惑わされてはダメだよ——そんな歌詞です。ヌースレクチャー2003のテーマ曲(笑)
三曲目はアリヤ・ミハルの「Dedicate」。ヌーソロジーに詳しい人ならよくご存知。ヌースレクチャー2013〜14のテーマ曲ですね。第一回目にはアリアミハルさんもレクチャーに顔を出してくれました。
今、君の見つめている方向 本当の世界なのか? true 答 即 問う——このへんの歌詞、実にヌースっぽいです。
四曲目は吉岡氏のチョイスでJohn Lennonの「Imagine」。番組のラストにふさわしいですね。
どうか、皆さんも、これらの楽曲を間に挟んで聞きながら、ヌーソロジー ON THE FM AIR、楽しんでみて下さい。
9月 22 2017
人の性格のタイプは幼児期の意識環境で決定づけられるということなのか
嫁さんがヌーソロジーの構造論を使って、人の性格がどのように決定づけられていくかという話をしている。観察子を実際にイメージしながら読むと、かなり面白い。
http://hoshinokatachimi.blog.jp/archives/3026770.html
今回の嫁の記事は個人的にとても面白かった。世界を飲みこもうとしても飲み込めないところに起こる不満の感情。一方、世界に飲み込まれる恐怖からくる底知れぬ不安の感情。フロイトのいう口唇期に誰もがこの意識流動の天秤にかけられる。ここでの初期条件が、その後の意識のクセとしてずっと尾を引き続ける。
嫁によれば、ワシはタイプ4の典型らしい。要は、ψ4側へと飲み込まれる恐怖に恐ろしく敏感なタイプ。だからこそ、クソッとなって、ψ3側(特異化)へ向かおうともがく。内面化(一般化)されてたまるか、というヤツだ。ヌーソロジーもその産物ということになろうか(笑)。嫁によれば、このタイプはアーティストに多いとのこと。フムフム。
そう言えば、小学生のとき初めて団地を見たとき、ゾッとした記憶がある。そのとき「こんなところには絶対住まん」と固く心に誓った自分がいた(笑)。これもタイプ4の性というものだろう。
潜在化(通常の人間の意識)において感性が感じ取る人間の外面というものは、自由を求める衝動と密接に結びついているのかもしれん。しかし、潜在化においてはまだその方向がはっきりと意識に上がっていない。そこで、その自由への欲望が様々な知覚物で代用されることになる。いわゆる、嗜好物だ。ラカンのいう対象a。しかし、感性が感性である限り、それは、そのものをつかむことはできず、絶えずカラ回りし続ける。それが、シオリズムがいうところの欲望の馬人参。
その意味で言うなら、おそらく、人間の外面の顕在化とは、己自身の欲望の根拠を見出すことと同じ。自由の現実化の段階に入る、ということなのだろう。
そう言えば、最近は、物に対する欲望がほとんどない。。
単なる年のせいもあるけどね(笑)
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: もののケのしおり, ラカン