6月 3 2024
無頭人アセファル
主観側には実は頭部がない——つまり、無頭人アセファルだということ。
アセファルとは、バタイユが作った秘密結社の名前だけど、もともとはバタイユが幻視した怪物の名前。その一番の特徴は頭がないこと。
バタイユはアセファルを真の人間のイメージと考え、その共同体を「明かしえぬ共同体(ブランショ)」としてイメージしていた。
ヌーソロジーもそれは同じだ。違うのは、バタイユのようにそれを怪物のようには象徴化しないということ。というのも、それは表象化不能なものだから。
この前のシュレディンガー方程式の姿を想像してもらえば、アセファルがどのような存在か、皆さんにも多少の見当はついてくるのではないか。
それは——人間が空間そのものへと変身したときの空間のことである。
6月 4 2024
ヌーソロジーにいう「垂質」と物理学にいう物質粒子の関係
自分の周囲に、位置を認識サセテイルモノたちの球体がイメージでき始めたら、次には、それらがすべて一点に重なり合う「反転」の運動が待っている。それが君の精神の核だ。OCOT情報はそれを「垂質」と呼んでいる。段々と、ゲートが開いたっぽくなってきたね😊
「垂質」の次元は物理学的には二つに分かれていて、内部構造を持っています。一つは無限次元の複素ヒルベルト空間として表現される場と、スピンの状態空間として複素2次元のヒルべルト空間として表現される場です。
無限次元のヒルベルト空間は、時間に依存するシュレディンガー方程式によって記述される量子系のすべての可能な状態を含む空間を提供します。これには、系が取り得るすべての波動関数が含まれていることを意味しますが、ヌーソロジーの解釈では、これは人間の意識に記憶や想像力を提供してくる、精神の働きの物理学的表現です。
スピンの状態空間の方は、それら一つ一つの状態空間の関係性をより高次で取りまとめ、一つの精神の核を形作っている場として解釈されます。この核に自己の存在感覚が生じていると考えられます。物理学が物質粒子と呼んでいるものがそれにあたります。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: OCOT情報, シュレディンガー方程式, 波動関数, 複素ヒルベルト空間