8月 26 2024
ヌーソロジーの素粒子に対する見方
ヌーソロジーは主観空間(実際に私たちが見ている空間)を物理学が内部空間と呼んでいるものとして捉え、物理学が素粒子の構造を、客観空間の中で外部から観察するのに対して、主観空間内部の構成として考えます。
このアプローチは、物理現象と主観的意識の関係を具体的に理解しようとする試みであり、量子力学や哲学、さらにはオカルティズム(シュタイナー思想など)といった異なる知の分野を横断しています。
量子力学は、実験的に観測可能な現象とその数学的記述に重点を置いています。これらの記述には、粒子の挙動、波動関数、確率振幅などの概念が含まれます。一方、ヌーソロジーは、主観的な意識の構成がこうした量子力学的な実在とどのような関連を持っているのかに焦点を当てます。
こうした観点を持つと、スピノルやその他の量子力学的概念は、単に外部の物理現象を記述するためのツールではなくなり、内部において主観的な意識がどのような構造によって生じているかを解き明かしていくための重要な鍵概念へと変わってきます。
したがって、ヌーソロジーにおけるスピノル空間と主観空間の対応性は、単なるアナロジーというよりも、意識と物質との関係に関する新しい視座の構築作業であると言えるでしょう。
9月 6 2024
エントロピーは人間が生み出している?
ヌーソロジーは、4次元時空と4次元空間(双対複素2次元空間)の関係を外延と内包の関係に見るわけだが、言うまでもなく、この二つの領域は互いを反復をすることによって存在を流動させている。
自然は素粒子レベルからすべて、このような内と外を巡るエネルギー循環のなかで生成を行っているということだ。
私たちが物質と呼んで対象化しているものは、この流動性を外延側だけで捉えている状態を意味しており、科学的思考のような物質的知性による抽象もまた、その状態に意識を固着化させることで可能になっている。
つまり、科学は内包性を見ることなく、表面的に秩序づけされたものだけで世界を操作できるかのように錯覚しているということだ。
創造はあくまでも内包の役目であって、外延はその表現でしかない。表層に表現されたものの中には生成力は存在していないということだ。
そこは、むしろ精神の力が減衰していく世界であって、エントロピー増大則に支配された世界でしかない。
コ : エントロピーとは何ですか?
オ : 人間の意識が持った方向性のことです。
人間の反対の意識の方向性を作って行かないとね。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: 素粒子