9月 7 2016
Are you ready?
人間の身体は存在論的反転の蝶番の位置に生成してきている。これは無限大と無限小の結節点に等しい。人が身体を自己中心化の位置として見ているときは、身体は巨人族の一員である。ここには時間の神が宿り、人は言語的動物と化し、俯瞰者として宇宙を我が物へと所有したい欲求に駆られる。
科学の目、政治の目、経済の目、これらはすべて巨人の目のバリエーションと考えていい。すべては一神教的精神の産物だということ。
しかし、同時にこの巨人は自分の奥底に潜む小人性に恋い焦がれてもいる。この小人性が女神アフロディーテだと考えるといい。ここには金星的美、つまりは黄金比が立ち上げる螺旋状の生成力が息づいている。人が経験する共感を通した喜びの感情はすべて、この螺旋力の反響としてもたらされている。
巨人が自力でこの小人の身体へと身を翻すことは不可能だ。巨人を巨人たらしめた者が背後にいることを忘れてはいけない。ユダヤ-キリスト教者が一心に待ち続けている「救済」とは、その意味で言うなら、彼らが神と呼ぶところのものにおける回心なのだ。唯一そのことに気づいていたカバラはこの回心をツィムツーム(収縮)と呼ぶ。
古代キリスト教においてキリストがヴェシカ・パイセスで表現されたのも、この互いに互いの中心を交差する二つの円が神の回心の身振りを象徴しているからにほかならない。
さぁ~て、諸君。
反転の準備はできているか?
もう一度、聞く。
反転の準備はできているか?
3月 13 2017
AI(人工知能)よりもIA(自己証明の通路)を!!
コンピュータにとっての電子とは、人間にとっての魂のようなものだね。コンセントを抜くとコンピュータは死ぬ。魂が抜けると人間も死ぬ。生きているのは電子であり魂。で、この電子と魂が同じものだとしたら、という話になるんだけどね(笑)
AIとかいって世間は騒いでいるけど、人間が作るべきものはAIではなくIA。逆なんだよ。IAというのはIdentity-Aislesという僕の造語。自己証明の通路。それが真の電子だよ。意識魂。
意識魂というのはカント風に言うなら統覚の力。君が君でいることを支えている本源力。OCOTのいう「人間の意識の定質」というやつだね。
誰も自分が電子だなんて思っちゃいない。仕方ないよね。それも受動的感性の為せるわざ。幅の空間に支配されて物質と精神が切り離されている意識にはそれが見えなくさせられているだけ。
ただの物質なんてものは世界には存在していないんだよ。もし、そういう感覚が君に残っているのなら、君は幅が操っている催眠術をまともに食らっている。
いいかい、世界の中で君が動いているんじゃなくて、君の中で世界が動いている。そっちの方がリアルだろ。そして、そうした不動の君という存在が物質の根底に根付いている。この沈み込み(ツィムツーム)の感覚を開かないと。
いずれ、多くの人たちがこの沈み込みの世界で出会うことになると思う。そこに本当の原子核の世界があるんだね。そこで展開しているのが真の協働性というものだよ。その協働性を下敷きにして幅の社会というものを変形していかないといけない。それが本来、あるべき未来。垂直性の中に見える未来。
※画像はhttps://futurism.comよりお借りしました。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: OCOT情報, ツィムツーム