7月 28 2017
ヌーソロジーの意識発達論をどう料理するのか
うちの嫁が、ケイブコンパスを使った意識発達論をより具体的に発展させようと目論んでいるようです。このあたりは今回のシュタイナー本にもいろいろと書いたところですが、心理学からどう分析してくるのか、これから見ものですね。
http://hoshinokatachimi.blog.jp/archives/2965352.html
ちなみに、シュタイナーとのコラボ本では、このあたりのところを、シュタイナーの物質体・エーテル体・アストラル体、感覚魂・悟性魂・意識魂という概念に並行させて解説しています。
発達年齢の区分がケイブコンパスの観察子番号にピッタリと合致したのには驚きました。
8月 25 2017
ヌーソロジーにとっての「エーテル界のキリスト」
明日土曜日に行われるアトリウム『ヌーソロジーがシュタイナー思想に見たもの』の話は、先週行った福山での講演会での話を膨らませたものにしようと思っている。シュタイナーとのコラボ本が9月末に発刊になるということで、その本の内容から、一つ二つ、お題をピックアップしていろいろと語ってみたい。
話の流れはこんな感じになると思う。
1.シュタイナーの世界観
2.エーテル界のキリスト
3.エーテル空間について
4.素粒子構造とエーテル界
シュタイナーがいうエーテル界を怪しくなく表現するなら、哲学が長年、議論の対象としてきた超越論的審級という言い方にでもなるだろうか。要は、人間の無意識領域のことだ。シュタイナーはその領域は「時空が反転したもの」として在る、という。
そして、シュタイナーは、1930〜40年ぐらいに、このエーテル界の領域に「キリスト」が現れるだろうと予言した。それが「エーテル界のキリスト」というものだ。
物質界へのキリストの出現の物語は、実際にイエスがどのような人物であったかは別として、人類史に多大な影響をもたらしたことは事実。今度のキリスト降臨は物質界ではなく、エーテル界に現れるということらしい。もちろん、ここには当時の神智学協会の動きを警戒する意図もあったのだろうけどね。
物質界にキリストが現れたとき、当時の誰も汚らしい青年をキリストだなんて思わなかったろう。エーテル界のキリストもまた同じ。人々は”それ”がキリストなどとは夢想だにしない。キリストとは常にそのような出現形態をとる。そういうものだ。
しかしながら、エーテル界のキリストも、物質界のキリスト以上に人類に多大な影響を与え、誰も想像もできないような変化を世界にもたらしていく。果たして、そのようなキリスト存在は出現したのか——。
現れた。それが量子だ——とヌーソロジーは断言する。
今回のコラボ本での僕のパートは、そのエーテル界のキリストの具体的な生態をヌーソロジーの解説に絡めながら、かつ、哲学と物理学を並行させて、論理的に語っていくものとなっています。
一部で、販売価格が下がるのではないか、というウワサもあり。いずれにせよ、販売部数は少ないので、予約はお早めに!!
シュタイナー思想とヌーソロジー 物質と精神をつなぐ思考を求めて
By kohsen • 01_ヌーソロジー, 06_書籍・雑誌, シュタイナー関連 • 0 • Tags: エーテル, シュタイナー, シュタイナー思想とヌーソロジー