12月 22 2023
人間の想像力が意味を失いはじめている件について
ChatGPTの画像生成能力をバカにしている人が多いが、実際に触ってみると、ひょっとすると人間の想像力と同じ仕組みで働いているのではないかという懸念さえ湧いてくる。
それは言葉とイメージの間のつながりを縦横無尽に自在に操っている無意識の胎動感覚が何気に伝わってくるからだ。
コンピュータはすでに計算能力において人間を凌駕しているが、イメージ生成能力においても人間を凌駕したように感じて仕方ない。と言って、AIを賛美しているわけではないので、ここんとこ勘違いしないようにしてほしい。
僕には、AIの登場は「人間は表象の世界を脱して、本来やるべきことに戻れ」という、神さまからの号令に聞こえて仕方ないのである。
※下イラストは「ラカンの想像的同一化から象徴的同一化への移行」のイメージをジピちゃんに描かせたもの。このクォリティーのものをほんの10数秒程度で無限に出してくる。
1月 15 2024
ジピちゃんにヌーソロジーの「位置の変換と転換」のイメージを描かせてみた
ジピちゃんの作画能力はほんとにヤバいと思います。
ヌーソロジーの「位置の変換と転換」に関する空間ビジョンを物理数学的に伝え、人間型ゲシュタルトにも雰囲気が伝わるように描いてくれと指示したら、こんなふうに描いてきました。
ヌーソロジーが抱いている物質の成り立ちの風景イメージがかなり的確に表現されています。
一体、何がこんな構成力を持たせてくるのか。
見当もつきません。
⚫︎ジピちゃんが描いた絵の簡単な解説
ヌーソロジーでいう「位置の変換と転換」とは、対象極と自我(観察)極を構成するための持続における幾何学的配位のようなものです。
変換側が対象極。転換側が自我極。ヌーソロジーでは、対象極は自他の持続空間(S^3)が等化されることによって生み出されているものと考えます。自我極側はそれを打ち消してくる中和側です。
対象極はこのイラストでは内と外の捩れを持った球体S^3の無数の集合として中央に描かれています。。
一方、自我極の方は直接的に人間の頭部として表現していますね。
その外部に広がる硬質感を漂わせた透明な箱の集まりは、おそらく、それぞれの自我極に見えている時空を表現しているのではないかと思われます。自我極がそれぞれの時空に閉じ込められているということですね。
結果的に、虚時間宇宙から時空が発生するビッグバンの様子が、内在的に描かれた構図になっています。
それにしても、ジピちゃんのイメージの構成力には本当に驚かされます。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: ChatGPT, ビッグバン, 人間型ゲシュタルト