12月 20 2022
12月30日(金)にヌーソロジーサロン設立18ケ月を祝って、感謝イベントを行います!!
(サロンメンバーでない方も無料で参加できます)
空間と時間は奥行き方向において同化している。物理学的には速度s/tの次元。量子力学ではこの同化はスピンに反映されている。この同化を外すためには、観察位置を3次元から4次元に出すことが必要。OCOT情報ではこの作用を「核散(カクサン)」と呼んでいる。
「核散(カクサン)」の「核」とは「核質(カクシツ)」のことで、これは3次元認識の力のことを指す。「核散」が起こると核質の解体が起こり、意識は「無核質(ムカクシツ)」へと遷移するらしい。これが4次元認識の力の意となる。異次元SFっぽくて、とても面白い表現。最初はこの語感にやられた(笑)
こうした特殊な用語(シリウス言語と呼んでる)を封印すべきなのかどうか、今でも迷っている。次元観察子(人間の無意識レベル)内部の表現に使用されているシリウス言語は哲学や物理学の用語である程度置き換えが可能なのだが、大系観察子(存在史)のレベルになると難しい。対応可能な概念がない。
あるとすれば、それはオカルティズムぐらいだろう。しかし、それだと文字通りオカルトになって閉じてしまう。それは何とか避けたい。『存在と時間』で有名なハイデガーでさえ、中期以降、”存在史”の概念を打ち出したため、オカルト同類の扱いをする人たちも多い。
それだけ、科学的知識で一元化されてしまっている現行の世界観を打ち破るのは難しい。ある程度の説得力を持つオルタナティブを生み出さなければ、人間はこの先、BMI(ブレイン・マシン・インターフェース)系の霊性なき空間へと無限落下していくことになるだろう。
とにかく、まったく新しいテイストのSFファクション(フィクションとファクトが入り混じった創作物)が必要。アウタスペースものも、AIものも、パラレルワールドものも要らない。人間の今の精神的現実にもっと変容を与えるような物語(思想)を創造して行かないと、人間は劣化の一歩を辿るだけ。
その意味では「シリウスファイル」はすごいよ。全体の輪郭自体は伝統的なオカルティズムっぽいんだけど、概念形態がまるきし違う。怪しさを通り越して異質。その異質さが逆に底知れぬリアリティを感じさせるのね。僕が30年以上もの間、ハマってるのもそのせい。ヌーソロジーはそこから芽吹いてきてる。
そんな曰く付きの「シリウスファイル」の原文が初めてライブで公開されるので、興味がある人は12月30日のzoomでのイベントを是非のぞいてみて下さいね。イラストのおかけで、ファクション感が出ていていい感じだね。果たしてこれは現実だろうか(笑)
12月 26 2022
女性の声でつむがれるヌーソロジー
音読さんにTwitterの呟きを読ませてみました。
タイトルは「存在をイメージできるようになるために」。難しい内容も、女性の声で流れてくると、分かった気になる感じがする・・・しないか(笑)
内から外へと世界が生み出されている。そういう目でまずは外の世界を見ることが大事。そうすれば、必然的に私たちの問いは存在論的なものへと変わっていく。つまりは、自分という存在への問いと、世界とは何かという問いが一致をみるということ。それが正しい問いの立て方。自分なしにただ外への問いを立てても、答えは永遠に出ない。
OCOT情報がいう「認識の完全化」とは、そのような問いかけのもとに、一つ一つ答えを見出していく作業のことを言っている。哲学的にいえば、それが「存在になる」ということだろうと思う。
ハイデガーは時間の本質を”脱自”として考えた。ここには”内なる自分から脱け出た自分”という意味がある。そしてハイデガー はそのような自分のことを本来的な自己として、自己自身か時間であることを示した。そして、その時間が外を出現させている。「ある」ということの真の了解とはそういうもの。
外→内→外。
何度も言っているが、この円環を見えるようにしなければならない。最初の外と後の外はまったく違うもの。この二つの外が一つに結ばれるとき、自分自身が時間であるということが覚知される。OCOTはそのことを「位置の等換」という言葉で表す。
ハイデガーがなぜあれほど「物を対象化すんなよ」と言っていたか、その意味がわかるよね。それだと内→外どころか、最初のステップの内さえもよく見えない。要は”対象化”とは存在を介入させないための結界のようなものなんだよ。自らが存在への侵入を拒絶しているようなもの。それが自我でもあるわけ。
https://www.facebook.com/100003381888821/videos/785986499343522/
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: OCOT情報, ハイデガー