7月 12 2021
さぁ、いざ再出発!!
ヌーソロジーサロンも無事スタートを切り、これから気持ちを新たにして、無意識の海へと再出港!!という心持ちになっている。
先日挙げたサロンのPR動画がヌーソロジーのすべてだと思われては甚だ困るので(笑)、とりあえず、この再出港に当たって、目的地に向けて正確に羅針盤を合わせておこう。
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人間はそれぞれの知覚正面において不動の持続空間とダイレクトに接していて、自己と他者が形作るその外面同士の空間の組織化が、素粒子構造として人間の内面(時空)のなかに見えている。この概念を獲得すること。そこにヌーソロジーがいうところのトランスフォーマー型ゲシュタルトのすべてがある。
この本来的空間感覚を眠らせているのが表象化の意識だと考えるといい。自我意識とは表象とダイレクトに結びついている。だから、自我を超えた世界を思考するためには一度、表象からでないといけない。そして表象を与えているもの側に回り込むこと。ヌーソロジーはそういうことをやろうとしている。
この脱表象化の思考の力の経路が人間の内面(時空)に表現されているものが元素生成だとOCOT情報は言っている。
本来、物質と精神は地続きなのであり、両者の間にはいかなる断絶もない。断絶させているのは時空(延長)という概念だ。そして、この延長性は他者-構造が提供してきているものだ。他者の眼差しに絡めとられていない本来的自己の方は、その意味で物の内部に生きている。
下に挙げた人間の内面(赤字)と外面(青字)の一覧表を見て欲しい。今の私たちは左側の赤で書いた領域の方を世界だと思っている。本来性は逆。右側の青で書いた方が「生きた世界」なのであり、この世界のさらなる奥に左側の世界が出現してきているのだ。まずは右を本拠地とすること。そして、そこで生きること。
7月 21 2021
まずは、宇宙の中心を見つけよう
実数とは計れる世界、数量の世界と考えていいと思うよ。つまり、数量とは直線的に世界を見る思考の産物。量子力学にしても波動関数Ψを|Ψ|^2を取って確率で解釈してしまうと直線的世界で量子を見ていることと同じになる。それだと潜在的なものは姿を消してしまう。
ここで「潜在的なもの」と言ってるのは、ベルクソンに由来するドゥルーズ の言い回しだけど、これはいつも言ってる”存在(=持続)”に同じ。潜在的なものの形は必ず円で象徴される。つまり、始まりも終わりもないってこと。
円の世界から見れば、直線の世界とは円周上の一点に接する接線のようなもので、これは微分化された領域に過ぎない。つまり、時間と空間の世界は存在から見れば接点の中の世界に過ぎないわけだ。OCOT情報が人間が意識している時空がミクロすぎて見えないというのもうなずける。
ここで言う「潜在的なもの」とは精神(霊)のことと言い換えてもいい。そして、この精神は直線的世界(物理的世界)の中では必ず回転として現れる。電磁場を始め、電子の周回、惑星の周回、銀河の周回、すべての回転に類する回転は精神の時空での表現になっている。
だから、一日は精神のあらわれ。一月も精神のあらわれ。一年も精神のあらわれ。持続世界を構成する様々な次元が、時空上では時間的な周期となって表現されることになる。回転を欠いた時間(デジタル時計で計測されるような時間)は、その意味では、精神の死骸と考えた方がいいよ。
つまり、精神が死んでいるからエントロピーが増大して行くんだよ。
円には中心があるけど、直線には中心がないよね。人間は宇宙を直線的に見るようになってしまったために中心を見失ってしまったんだね。中心とは文字通り、中にある心のこと。人間が心と感じているものの方向に宇宙の中心がある。空間認識を反転させればそれが見つかるよ、というお話。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: OCOT情報, ドゥルーズ, ベルクソン, 量子力学