9月 9 2024
ハイデガーVSオコツト
「物としての物は妨げられたままであり、無なるものにされ、その意味で破壊されたものである。諸々の物がもはや物として許されぬのみならず、諸々の物が一般にいまだ決して物として思索に対して現れることができないということ、このことがすでに起こったのであり、現に本質的に起こっているのだ」(ハイデガー『物』講演)
ヌースやってる人は、もうこの文章の意味が分かるんじゃない?
OCOTだったら、ハイデガーに多分、こう言うんじゃないかね。
——人間の意識には無核質がまだ生まれていないので、表相の等化が顕在化していないのです。
⚫シリウスのイデア世界(美しすぎて君が怖い)
核質は物の認識を作る力とされます。
核質が反転したものが反核質で、これは肉体を作っている力のことです。
核質と反核質の間で活動しているのが無核質です。
無核質は物を作る力とされています。
OCOTたちは、これら核質・無核質・反核質の関係を、下に示したように、極めてシンプルな幾何学的構成のなかで見ているようです。下図を参照して下さい。
核質・・・正八面体
無核質・・・正六面体
反核質・・・ベクトル平衡体
9月 10 2024
ケイブユニバースとビックバン(ヌーソロジーの宇宙観)
OCOT情報では、ビッグバンなど存在しなかったという。加えて、人間がビッグバンと呼んでいる出来事はほとんど意味を持たないとも言う。
というのも、彼らにとって、存在とは物質ではなく、精神のことだからだ。
つまり、現代物理学がビッグバンと呼んでいるものは存在したのだろうが、人間はその意味をまったく履き違えているということなのだろう。
実際、OCOTは、ビッグバンとともに生まれたとされる素粒子は物質などではなく、人間の無意識構造だとも言っている。精神へと反転した世界から見れば、人間の無意識の目覚め自体が真のビッグバンなのである。
おそらく、彼らからすれば、時空という同一性の中でまどろんでいる現在の人間の意識状態は、物理学が宇宙開闢以前の高エネルギー状態の宇宙に相当するものなのだろう。
人間の意識の反転によって、この同一性に対称性の破れが起こり、人間にとっては、質量を持った多様な物質の構造のようなものが生まれてくる。もちろん、それは反転した意識にとっては新しく生み出されていくヌースの力の流れということになる。
客観世界と主観世界の繋ぎ目が、一つの宇宙の終わりと始まりの繋ぎ目であり、その繋ぎ目の役割を果たしているのが、私たち人間という存在だ。そういう宇宙観に変えていかないといけない。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: OCOT情報, ケイブユニバース, ビッグバン