9月 11 2024
ヌーソロジーの基本コンセプト
ヌーソロジーの基本コンセプトをもう一度書いておきます。
1.奥行きを先手に認識された空間は、射影により縮んで内包化している。
2.幅を先手に認識された空間は、射影性を失い弛緩して外延化している。
3.物質とは、幅先手の空間認識において観察される、奥行き先手の空間認識を持った者たちの姿である。
4.人間の意識は幅先手の空間認識の中で生まれているものであり、奥行き先手の空間認識の方はすべて忘却されている。
5.奥行きは持続空間になっており、それ自体が精神としての活動を担っている。
6.この内包と外延間を流れている意識の流動性を理解することが、存在に対する真の理解を提供する。
7.奥行きが自己存在。幅が他者存在。
8.自己存在は、幅から奥行き方向へと繋がれた存在の架け橋である。
9月 12 2024
4次元知覚の芽生え
3次元のどこを見ようが前は前。
このことが意味することを図で示しておきます。
わかりにくいかもしれませんが、
皆さんも考えてみてください。
ヌーソロジーが「奥行き」と呼んでいるものは、
このような4次元としての「前」のことです。
この図で示したような球空間が、
小さく縮んで3次元空間にくっついているとしたら、
それは3次元からは何に見えますか?
たぶん、ミクロ世界にある小さな粒のようなもの見えるでしょう。
「それが素粒子だよ」と言ってるわけです。
⚫巨人の撤退
今つぶやいた内容が、すぐに理解できないということは、皆さんの意識から、主観空間が消えているということです。
なぜ?
他者が見ている空間を、自分に被せているからです。それはまさに、神話でいう巨人の空間です。
目には見えないところで、この二つの空間が抗争を続けています。ほとんどの場合、他者が見ている空間の方に軍配が上がります。人間の歴史もそのようにして発展してきました。
しかし、これからは違います。「前」が目覚めてくれば、この巨人は撤退を開始します。だからこそ、「前」の目覚めが何よりも望まれるのです。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: 奥行き, 素粒子