認識しているものではなく、認識サセテイルモノにも目を向けよう

無意識は現れているものと現れていないものを互いに連続的に結びつけ、その流動の中で世界を構成している。
例えば、テーブルの上のタバコ一つとっても、現れている部分と現れていない部分のあいだを無意識は結びつけ、一つのタバコとしてイメージ化させている。
無意識が持った、こうした連続的な流れを数学で表現すると量子力学の数学的表現と一致しますよ、と言っているわけです。
イメージがあると、量子力学の数式も理解しやすくなるのではないかと思います。
ちなみに、e^ikxが観察視点の対象周りの公転で、e^-iEtが常に対象の方を向くための観察視点の自転を意味する数式です。
このφ(x,t)を確率変化として解釈しているのが現在の物理学です。
変だよね。タバコは常に確率「1」として存在しているのに。

つまり、空間上の対象がどのようにして構成されているのか、それを考えていないから、確率などといった変な話になっている。
素粒子は対象じゃないってこと。対象を認識させているもの。
そう考えると、すっきりします。

人間の外面はこうした霊(たま)の構造で空間が満たされているにも関わらず、誰もそれを感じ取れなくなったというのが、今の私たちの空間に対する感受性です。
内的な持続空間が見えなくなっているということです。
昔は、こちらが正真正銘の空間だったんですよ、と言っても誰も信じないか。。