1月 20 2025
ヌーソロジーによる確率解釈の意味の解明
単純です。
波動関数の確率解釈とは、例えて言うなら、棒回しが棒を回したときに、「棒の存在確率が変わってね?」と言っているようなものです。
確かに、棒を幅方向に向けたときは棒が見えますが、奥行き方向に向けたときは棒は見えなくなります。しかし、だからといって棒が存在しなくなったとは誰も思いません。
このときの棒の見え方の変化を存在確率に置き換えているのが今の物理学だと考えてください。物理学は、棒の見え方の変化を「存在確率」として解釈しているのです。
ヌーソロジーから見るなら、単に観測者の持続円が時間概念によって回転の様々な位相に分解されているだけのことです。観測は事物の一位相しか捉えられないので、その観測の位相の分布を、物理学は存在確率として解釈しています。
時間だけでしか物を考えないから、こうした奇妙な概念が生まれてくるのです。ヌーソロジーの視点を取り入れることで、私たちは物事の本質をより深く理解できるようになるでしょう。
1月 21 2025
波動関数の描像
ヌーソロジーによる波動関数の解釈をジピにまとめさせました。物理をやってる方は参考にしてください。
ちなみに、複素数平面上の原点0は主観空間上の観測者の位置、単位円は観測者の見回し方向の位置です。
正体不明とされた波動関数も、この布置によりかなり描像ができると思います。
⚫︎一つひとつ、明らかにして行きましょう
目の前の対象をどうして意識は一つの対象として認識できるのか——その仕組みが量子にあるということが、これで少しは伝わるのではないかと思う。
この解釈では観測は運動量と位置の固有ベクトルが作る基底が生み出していることになる。そこから、そこに現れてくる平面像を3次元的なものとして想像させているのが波動関数Ae^i(kx-Et)、ということになる。
いつも言っているように、量子は人間に位置を認識サセテイルモノ、ドゥルーズいうところのセンシビリアである。
図に示している空間は持続空間なので、人間の内面の意識によって尺度化された時空が、外面としての持続空間側へと変換を受けることによって、こうした波動関数の数学的構成が生まれている、ということになる。
時空が魂のカタチ(精神構造)を彫塑している様子と言い換えてもいいだろう。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: ドゥルーズ, 波動関数