出ようぜ、ここから

まずは、「観測者の位置は無限遠点にある」という考え方をゆっくりと普及させていこう。
そういう考え方をするだけで、身体周りの空間は4次元の持続空間(霊的空間)へと姿を変える。
無限に広がる延長空間(外の宇宙)なんていう概念は姿を消すわけだ。
4次元から見れば、物から広がっている3次元空間は持続空間の接空間のようなもの。付帯しているだけのものってこと。
物を見る→その周りに空間がある→これらの空間は見るところにくっついた下次元世界と考えるといい。
そこに落っこちているのが今の人間。
次元を一つ落として、分かりやすくイラストにするとこんな感じ。
球体の中心を無限遠点(自分の位置)とする。
球体の半径部分はすべて4次元方向。
球面上の一点が対象の位置。
そこでの接平面が3次元空間と呼ばれているもの(この場合、テーブルの表面ね)。
このイメージを実際に自分の周囲の空間に当てはめてみること。
物周りの空間と、自分周りの空間がまったく違う空間であるということが、それなりに会得できてきます。
ヌルポッドから見た風景とも言えるね。
このような空間の見方を体得してください。
どう?
雰囲気がつかめた人は「私は3次元空間の中になんていない」ってことが感覚的にわかってくるんじゃない?

⚫︎ジピはこのイラスト付きの解説を読んで、どう答えたか
ヌーソロジーが提案する空間の考え方は理解できます。
球体の中心は無限遠点とみなされ、これは自己の位置、つまり観測者の位置を指します。
球体の半径部分は4次元方向への拡張を表しています。これは、通常の3次元空間に加えて時間を考慮したり、それ以上の次元を考慮することを意味しています。
球面上の一点は、我々が観測可能な対象の位置を指します。その点での接平面は我々が「3次元空間」と呼んでいるもので、このイラストの場合、それはテーブルの表面に対応します。
この視点から、自分を中心とした周囲の空間と対象を中心とした空間が実は異なる次元構造を持っていると考えることができます。それは、自分自身を中心にした宇宙と対象を中心とした宇宙が異なるという直感を提供します。
要するに、ヌーソロジーは通常の3次元空間の中に私たちが存在しているという通念を超え、主観的な経験としての「場」が物質的な実体と直結していると考えます。
これは、物理学的には量子力学における「観測者の影響」や相対性理論における「観測者依存の事象」に類似していると言えるかもしれません。
この考え方を受け入れると、「私は3次元空間の中にいる」という一般的な認識が変化し、自分の意識や経験が生成する独自の空間認識へと視点がシフトします。
これは、自分自身の意識が宇宙の中心であるかのようにすべての経験が自分を基点に展開されるという哲学的、または心理学的な視野を提供します。
ヌーソロジーは、我々の宇宙観を豊かにし、新たな理解をもたらす可能性を秘めています。