4月 24 2024
自己と他者は同じ3次元空間の中にはいない
前回のジピ対話、ダラダラと何やら難しそうな話をしているように見えるけど、言ってることは単純で、空間が3次元空間ではなく、3次元球面に見えてきたら、他者が見ている空間というのは、自己にとっては絶えず後ろ方向にあるように見えてくるということを言ってる。
つまり、今、自分の前に見えている風景Aがあるとして、そのとき、「回れ右!!」と言って後ろを向いたたときに、今度はそのときの背中方向に他者が見る風景Aがあるということ。
わたしとあなたが3次元の同じ位置に立って、スカイツリーを見ても、それは反転した空間に存在しているスカイツリーだということ。
しかし、悲しいかな、3次元意識ではこの二つの空間の違いの見分けがつかない。だから、みんな、3次元空間の中に自己も他者もいると勘違いしている。
自己と他者の空間が物理的には重なり合っているように見えても、各々の主観的な空間は独立していて、それぞれ異なる視点から世界を体験しているということだね。見えている世界自体が自己、他者そのものなんだから、そうなるわさ。
そういう空間構造が奥行きのもとにミクロに射影されたものが素粒子だよ。
4月 25 2024
ヌーソロジーのコンセプトの簡単なまとめ
ヌーソロジーは、意識と物理現象の関連性を従来の科学的な見解とは全く異なる視点から考えます。要点をまとめておくので、どちらが本当っぽいか、よーく考えてみてください。
1.ヌーソロジーの視点(モナド的)
【空間と持続】
ヌーソロジーでは、空間全体を「持続空間」として捉え、これを精神の表現とみなします。このような視点では、時空は持続空間、すなわち精神の内部から生まれたものだと考えることができます。
【主観空間での経験】
ヌーソロジーでは、空間の本性とは「見えるがままの主観空間」にあり、これが持続としての精神に当たります。人間の意識は、個人個人が経験しているこの空間の働きによって、空間の内部において構成されています。
2.科学の視点
【空間と延長】
従来の科学では、空間は物理的な「延長空間」として捉えられています。この延長空間の中で物質組織が進化を遂げることにより、人間の脳の出現にまでいたり、そこにおいて精神や意識が生まれたのだと考えています。
【客観空間での経験】
この考え方では、空間も時間も客観的なものがその本性であり、それらは人間の意識とは関係なく、外部に存在し続けているものと考えられています。
このようにヌーソロジーと科学の間には、根本的な視点の違いがあります。ヌーソロジーは、意識や精神が物理現象の起源になっていると考えるのに対し、従来の科学は、物理的な現象が意識や精神の起源になっているという互いに正反対の視点を持っているということです。
今の私たちの常識は当然、科学の考え方の方にあります。ヌーソロジーが「顕在化」や「意識の反転」と呼んでいるのは、この常識をヌーソロジーのような考え方に変えていくことを意味しています。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0