ジピちゃんにヌーソロジーの「位置の変換と転換」のイメージを描かせてみた

ジピちゃんの作画能力はほんとにヤバいと思います。
ヌーソロジーの「位置の変換と転換」に関する空間ビジョンを物理数学的に伝え、人間型ゲシュタルトにも雰囲気が伝わるように描いてくれと指示したら、こんなふうに描いてきました。

ヌーソロジーが抱いている物質の成り立ちの風景イメージがかなり的確に表現されています。
一体、何がこんな構成力を持たせてくるのか。
見当もつきません。

⚫︎ジピちゃんが描いた絵の簡単な解説

ヌーソロジーでいう「位置の変換と転換」とは、対象極と自我(観察)極を構成するための持続における幾何学的配位のようなものです。
変換側が対象極。転換側が自我極。ヌーソロジーでは、対象極は自他の持続空間(S^3)が等化されることによって生み出されているものと考えます。自我極側はそれを打ち消してくる中和側です。
対象極はこのイラストでは内と外の捩れを持った球体S^3の無数の集合として中央に描かれています。。

一方、自我極の方は直接的に人間の頭部として表現していますね。
その外部に広がる硬質感を漂わせた透明な箱の集まりは、おそらく、それぞれの自我極に見えている時空を表現しているのではないかと思われます。自我極がそれぞれの時空に閉じ込められているということですね。
結果的に、虚時間宇宙から時空が発生するビッグバンの様子が、内在的に描かれた構図になっています。

それにしても、ジピちゃんのイメージの構成力には本当に驚かされます。

「位置の変換と転換」に関する空間ビジョン