7月 2 2007
SPACESHIP創刊!!
Φさんのコメントにも出てきたが、6月末にナチュラルスピリット社から、スーパーサイエンス系の雑誌「スペースシップ」が創刊された。この雑誌は現在、怪しげな異端科学を研究している研究者をピックアップしてまとめ上げたものだが、光栄なことに、というか、遺憾というか、ヌース理論(NCジェネレーター)に関する記事も、中ほどに5ページ割いて掲載されている。
90年代、フリーエネルギー研究が取り沙汰されたときに、「Power Space」や「ボーダーランド」など、幾つかの出版社がこの手の雑誌を発刊していたが、いかんせん、長続きしたためしはない。唯一の例外は小学館の「ムー」ぐらいだ。理由は明白で、ネタが続かないということに尽きる。
「スペースシップ」はとりあえずは年に2度ほどのペースでの刊行ということなので、2〜3年は大丈夫だろう。編集デザインの甘さやグラフィックのセンスなど、いろいろと意見したいところもあるが、まずはこうしたジャンルの雑誌に再びチャレンジした、ナチュスピの冒険心に敬意を表したい。ヌースアカデメイア(現在、活動休止中)にも参加してくれている砂子氏や大野氏も寄稿しているので、興味がある方は本屋さんへGO!!
1月 18 2008
新『人神』カバーデザイン
一昨日、東京出張から帰福。今回は徳間書店の本社に顔を出して、T編集長と入稿前の最終チェックを行なった。今回の再版版はページ数を減らすために、オリジナル版より一回り文字が小さくなっている。これも第二部として書き加えた「トランスフォーマー型ゲシュタルト/ベーシック・プログラム」のページ数が予定をはるかにオーバーしてしまったからだ——。
最近は本当に本が売れないらしい。単行本はビッグネームでも5万部いけばいいところで、ほとんどの出版社は文庫本で食いぶちをつないでいるそうな。出版社としては本が分厚くなるのはそれだけで読者が手を伸ばしにくくなるし、価格的に高くなれば一層、手は縮こまる。結局のところ、いいところは何もナシ。
最初は40〜50ページほどの増補予定だったのだが、いざ書き出してみると、とてもそんなもんじゃ追いつかなくなってしまった。ヌース理論の場合、レクチャーでもそうなのだが、空間概念の変更を扱う理論なので、部分的に紹介しても「何じゃ、こりゃ?」とか「訳わからん」とかいうレスポンスしか返ってこない。そこにある程度の説得力を持たすためには、何かしらの全体像を俯瞰して見せないと、にっちもさっちもいかなくなってしまうのよね。結局、書き上げてみると、もとの本にして150ページ近い増頁になってしまった。文字のポイント数を下げ150ページをどうにかこうにか120ページにまで凝縮。それでも「第一部(オリジナル版)」と合わせて450ページ以上はゆうにある。こりゃ、あかんばい。。あわわ。
その結果かどうかは知らないが、カバーデザインのタイトルロゴは無茶苦茶「分り易そうな」本に見せようというネライなのか、ご覧の通り、ほとんど小林よしりんの「ゴーマニズム宣言」のようなコミック本の乗り。最初は「えっ………」と絶句してしまったが、何度も眺めていると、これっていいかも。。。って気になってきた。
原稿に書かれた文字は今頃、印刷会社の輪転機の中をグルグルと回っているところだな。回れ、回れ、ヌースよ回れ。この『人神/アドバンスト・エディション』の波及力は今までのヌース本の中では一番のものになる予感がする。。。。なるといいなぁ。。。なるかなぁ。。。ならないか。。。(^^)
By kohsen • 01_ヌーソロジー, 06_書籍・雑誌 • 5 • Tags: トランスフォーマー型ゲシュタルト, 人類が神を見る日