7月 8 2007
今後のプラン
昨日、今日と武蔵野学院大の高橋学長を福岡にお招きして、今後のヌースの展開について話し合いを持った。9月には「人神」の英語版が米国で出て、続いて10月〜11月には「人神」のリニューアル版が徳間から出版される。それに合わせて、ヌースアカデメイアのサイトをバイリンガルでリニューアル・オープンする予定だ。オープン時のコンテンツは、とりあえず、旧アカデメイアのコンテンツの中から重要と思われる記事を再編集して構成するに止まるが、更新時には3DアニメーションやVideoコンテンツをふんだんに用い、より分かりやすい理論解説を心がけようと思っている。すでに社員のdieforくんが専任スタッフとして制作に当たってくれているので、ポシャることはまずない。
僕の方は、それに並行して、現在、頓挫している「THE NOOS(ヌース理論本論の本)」の執筆を完遂しなくちゃならない。こちらが曲者だ。執筆を開始して早3年が経過した。しかし、まだ納得いくように書けていない。本論ということでの力み過ぎが原因だ。読み直しても面白くないのだ。とにかく納得がいくまでリライトを繰り返している。う〜む、こうなったら徹底的にやってやる。。
これらの作業が一段落して、武蔵野学院大とのコラボに入ることになるだろう。この2日間の学長との話し合いで、とりあえずは大学の出版局から「THE NOOS」の内容をさらに掘り下げて解説する小冊子全集(何冊になるかは分からない)を発刊していこうということになった。計画通り行けば、ヌースに接するアイテムが飛躍的に増加することになる。
高橋学長としては、ご本人が政治思想の専門であるということから、どうしてもヌースを思想のシーンに引っ張り出したいようだ。しかし、コテコテの思想のスタイルを取ると、クローズしてしまう。さてさて、ヌース理論がどのようにお行儀よくメイクアップされて、学問の場に登場してくるのか、その化け姿が今から楽しみだ。
12月 14 2007
コイル巻き
来週、NCジェネレーターの弐号機(ver,1.1)が出来上がってくる。初号機(ver,1.0)よりも出力も高く、垂直軸回転のrpmも初号機の3倍をゆうに超える性能を持っている。遠心力によるブレを防ぐためにかなり重さも増しているが、安定感があり、かなりの高速回転でもなんとか行けそうだ。初号機は「七の機械」というニックネームをつけたが、その路線で行けば今度のやつは「八の機械」とでも言えばいいのだろうか、とにかく、これでヌース理論でいうところのψ1〜ψ8までの次元観察子をすべて等化することのできる装置が完成することになる。
この弐号機には新しいコイルを装着する。このコイルが曲者で、導線の巻き方を一つでも間違えれば共振力は望めない。かなり複雑な巻き方なので、まずは頭の中で何度もトレースし、次にタコ糸でシミュレーション、そして本番という段取りを組む。というのも、銅線は極めてもつれやすく、一度もつれてしまうと、切れてしまう恐れがあるからだ。スタッフのT君、D君にも手伝ってもらってどうにか三人掛かりでコイル巻きを終了。来週の搬入が楽しみだ。
「8」という数はヌース的に言えば、あらゆる存在の母胎となるキーナンバーである。古事記に登場する「八尋殿」や空海の胎蔵界曼荼羅の中央に位置する中台八葉院、さらにはドゴン族のシリウス伝説もこの「八」という数字を巡って展開する。ヌースでは「7」は精神の象徴数、「8」は付帯質(物質)の象徴数として考えるが、その意味で言えば、ようやくジェネレーターの方も両輪が揃ったことになる。装置の次元が「8」番目の位置に到達したことで、実験結果にもより期待が持てるかもしれない。
By kohsen • 10_その他 • 1 • Tags: NC-generator, 付帯質