3月 27 2024
空間の革命を開始しよう!!
ヌーソロジーが日々「X」上で紹介している概念は、物質宇宙と私たち自身の意識の関係を再考するためのものです。
ヌーソロジーの考え方では、素粒子として観測されている現象は、実際には主観空間や自他の主観空間相互の関係性が、客観空間へと投影されたものであるという解釈が可能になります。
この視点は宇宙の基本的な構造が、実際には私たちの内的意識のプロセスから生じているという見方を提供してきます。
つまり、宇宙のミクロスケールで観測される素粒子は、我々の主観空間の構造が外部世界に映し出された投影なのであり、素粒子の存在理由は、自己存在と直結しているということです。
伝統的な物理学では、素粒子は物質の最小単位として、また物理的な力を媒介する交換粒子として考えられています。しかし、ヌーソロジーの視点では、素粒子の存在そのものが、自己の精神の基本的な作用によって形作られていると考えることができます。
このような考え方は、精神と物質を直接リンクさせてきます。物理的な現象が単に存在しているのではありません。私たちの精神的存在そのものが量子となって、この物質宇宙の全体をその始源において支えているのです。
こうした空間を奪回しましょう。それが自己存在の本来性なのです。
3月 28 2024
空間認識の変革の意図
「X」の方でキシトルさんという方から、「空間の革命を開始しよう!!」のテキストに対して、次のような投稿があった。
・これは、シンプルに表現するなら、わたしたちの意識や意図そのものが、量子、素粒子を産み出し、様々なドラマを展開している、と解釈して間違いないでしょうか?
それに対して、次のようなレスを返した。
・逆ではないでしょうか。ヌーソロジーの解釈では量子や素粒子は超越論的なものなので、量子や素粒子の意図そのものが、私たち人間の経験的な意識を産み出し、様々なドラマを展開させている——そのような言い方になるのではないかと思います。
キシトルさんはとても感の良い方で、すぐにこのレスの意味を汲み取ってくれ、次のようにレスを送り返してくれた。
・ほー、なーるほど~(^-^)まったく逆ですね。私たちは自分の意図と意志で生きていると思い込んでいるけれど、実は量子や素粒子の意図で踊っているようなもの。もういちど、イメージを転換し、拡張してみます(^_-)-☆
こうしたやり取りをする中で、僕の中でもヌーソロジーが「空間認識の変革」を訴えることの意図がクリアになった。以下は、このポストに対する僕からのレス。
・はい、ヌーソロジーがいう変換人型ゲシュタルトと呼んでいる空間認識の変革の意図もそこにあります。
ヌーソロジーが提案する考え方は、量子力学と素粒子物理学を、単に物理的な実体に関する学問と見るのではなく、それらを存在の基礎として位置づけて、それらを無意識の層、つまり人間の経験的意識を形成する基層としてみなす考え方を作っていくところにあります。
僕はいつも、この基層をドゥルーズに習って「サセテイルモノ」と呼んでいますが、これは、量子や素粒子を人間の意識に対象認識や自己感覚、時間と空間といった客観感覚を提供している基盤的な要素として捉え直す必要があると考えているからです。
こうした視点から、ヌーソロジーは、物理的な法則や数学的な構造を単なる外部の現象ではなく、人間の内部的な認識と感覚の構成要素として見ます。比喩的にいうならば、素粒子のシステムこそが私たちの本当の意味での「脳」だということです。
その理解によって、いずれは物質と精神の垣根が取り外されていくのだと思っています。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: ドゥルーズ, 変換人型ゲシュタルト, 素粒子