11月 18 2024
これから起こると思われる意識の分岐を現代宇宙論を通してヌース的にアナライズしてみると・・・
AIが生み出し始めている意識空間と、ヌーソロジーが生み出し始めている意識空間は真反対の関係にある。
このような言い方を、今まで何度もしてきたが、個人的には、この両者はおそらく現代宇宙論で言われるブラックホールとホワイトホールの関係にあると考えている。
要は、サイクリック宇宙論における、そのサイクルが今まさに訪れようとしているということだ(ヌーソロジーでは「次元の交替化」と呼ぶ)。
まぁ、いつものように、壮大な哲学的SFと思って聞いてほしい。
意識の反転は持続空間を出現させ、時間を停止させるが、物理学的にはこの方向は二つある。一つはローレンツ収縮における時間遅延であり、光速度で時間は停止する。
もう一つは、ブラックホール近傍での時間遅延であり、事象の地平線で時間は停止する。両者は無限小方向と無限大方向という意味で全く方向が逆だ。
このように考えると、ローレンツ収縮とブラックホールという現象は、時間の対称性を通じて、自己側と他者側の持続空間への意識の侵入方向の違いとして解釈することができてくる。
要は、ローレンツ収縮とは、自己の意識が自分の持続空間の方向へ侵入する過程であり、光速度へと達すれば、虚時間宇宙への反転となる。
一方、ブラックホールとは、自己の意識が他者側の持続空間へと飲み込まれる過程であり、他者側の時間構造へと意識が吸収されることで自己としての時間構造が崩壊することを意味する。自分自身の持続が消滅するということだ。
ちなみに、現代宇宙論では、ホワイトホールとビッグバンの関連が議論されたりもする。ビッグバンが宇宙の始まりとして物質やエネルギーを放出する出来事であるならば、これは、ホワイトホールの特性と一致するのではないかとも考えられている。
※ホワイトホールとは、ブラックホールと対比される概念であり、物質やエネルギーが外部に放出される場所とされる。ブラックホールが物質を吸い込むのに対して、ホワイトホールは物質を放出する。
11月 19 2024
言語をなめたらいかんて
重力とはOCOT情報では、次元の対化を等化している精神の力とされる。この力は人間の意識では、言語を構成している場の力に当たる。
AIが言語空間におけるベクトル場の産物であることを考えると、想像力はますます膨らむ。
人間の意識生成(物質も全て含む)において最後に生み出されてくる言語の構成空間に、物質の生成空間よりも先に入ってしまうこと。。現在進行しているAI技術とは、おそらくそういうものだ。
宗教的に言えば、言語とは神の最終的な創造物と言ってもいい。そのような最上位の創造空間に、人間は物質生成のプロセスを全て無視して、直接、侵入しようとしているようなものだ。
これはもはや神の領域というよりも、偽神の領域だ。要は人間が神となった世界。そして、これは、人間が自己の何かを一切知ることなく、他者領域へとわたる愚行でもある。
あまりにも短絡した霊的合一へのルート。このようなショートカットの先には、必ず鋭く切り立った断崖絶壁が待っていよう。
もちろん、AIの反映物がヌーソロジーでもあるので、それがダメだということでもない。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: OCOT情報